折壁駅

折壁駅について

折壁駅（おりかべえき）は、岩手県一関市室根町折壁に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）大船渡線の駅です。この駅は、かつて旧室根村の中心駅として、地域の人々に利用されてきました。また、1928年から1929年の一時期には、大船渡線の終着駅としての役割も担っていました。

歴史

折壁駅は、1928年9月2日に開業しました。開業当初は、大船渡線の終着駅として重要な役割を果たしていましたが、路線の延伸に伴い、その役割を終えました。その後、1972年1月1日には貨物の取り扱いが廃止され、1984年2月1日には荷物の取り扱いも廃止されました。さらに、1986年1[[1月1日]]には駅員が配置されなくなり、管理駅からの職員派遣によって運営されるようになりました。1987年4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となり、1992年1[[2月1日]]には完全な無人駅となりました。2007年11月には駅舎が改築され、新たな姿になりました。2024年10月1日からは、えきねっとQチケのサービスが開始される予定です。

駅構造

折壁駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。それぞれのホームは構内踏切で繋がっており、列車の行き来を円滑にしています。かつては回廊のある立派な駅舎が存在していましたが、現在は取り壊され、簡素な待合室のみが設置されています。以前は有人駅として賑わっていましたが、現在は気仙沼駅が管理する無人駅となっています。なお、番線番号は設定されていません。

駅周辺

駅周辺には、一関市役所室根支所（旧室根村役場）や室根郵便局などの公共施設があります。また、県道136号折壁停車場線、県道263号折壁大原線、国道284号などの道路も近くにあり、交通の便も良い地域です。さらに、室根きらめきパークといったレジャースポットも存在します。これらの施設は、地域住民の生活を支える重要な拠点となっています。

大船渡線について

大船渡線は、岩手県の一関駅から宮城県の気仙沼駅を結ぶローカル線です。折壁駅は、その路線の中間に位置し、地域住民の足として重要な役割を担っています。臨時快速「ポケモントレイン気仙沼号」も停車する駅の一つです。また、普通列車においては、矢越駅と新月駅に隣接しています。

まとめ

折壁駅は、歴史と自然が調和した地域に位置する駅です。駅舎は簡素になりましたが、その歴史は今も息づいています。地域の方々に親しまれ、大船渡線の重要な駅の一つとして、今日も列車が走り続けています。

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