放課後ハートビート

放課後ハートビート、そしてNow on sale：個性豊かな3人の軌跡

2015年に結成されたお笑いコンビ、放課後ハートビート。NSC東京校19期出身のHIWAとPANAの2人組は、独特の漫才スタイルで注目を集めました。2022年4月からは、元ザ・シーツのSEOが加入し、お笑いトリオNow on saleとして活動の幅を広げましたが、2024年5月に解散。

HIWA：ロックスター風貌のツッコミ

1992年生まれ、新潟県出身のHIWA。172cmの長身とヴィジュアル系バンドマン風貌が特徴的なツッコミ担当です。GLAYのTERU公認のものまね芸人として、Toshl、狩野英孝、クレヨンしんちゃんなど幅広いレパートリーを持ち、ショーパブにも出演経験があります。芸人を志したきっかけは、千原ジュニアのトークに感銘を受けたことだとか。漫才では、ボケのPANAにネタ作りを全て任せ、自身はセリフを少なくすることで漫才に臨んでいます。

PANA：多才なボケとサポートメンバー

1989年生まれ、兵庫県出身のPANA。167cmとHIWAより小柄ながら、抜群の運動神経と演技力を持ち合わせたボケ担当です。高校時代はサッカー部に所属し、プロを目指していましたが、お笑い芸人の道へ転身。大学卒業後はテレビ番組制作会社でADとして『乃木坂って、どこ?』などに携わった経験も。保健体育の教員免許やサッカーコーチライセンスも取得しており、多様な才能を秘めています。現在は東京都社会人サッカーリーグ1部でDFとして活躍中。ネタ作りだけでなく、MC、編集、編曲、スケジュール管理など、放課後ハートビートとNow on saleの裏方業務の多くを担っていました。

SEO：Now on saleのギター担当

1990年生まれ、広島県出身のSEO。神戸大学経済学部卒業という経歴を持ち、特技はデコレーションケーキ作りと動画編集。元ザ・シーツのメンバーとして活動した後、2022年4月に放課後ハートビートに加入し、トリオNow on saleを結成しました。トリオではネタ作りとギターを担当していました。

放課後ハートビートの芸風

放課後ハートビートの漫才は、HIWAのヴィジュアル系コスチュームと「ロックスター」というキャラクター設定、そしてPANAのサポートメンバーという設定から始まります。HIWAのインパクトのある見た目から始まり、ネタが進むにつれてPANAの運動神経と演技力が際立つ構成が特徴的でした。ネタ作りは全てPANAが担当し、HIWAはPANAへの信頼を深く寄せていました。

Now on saleの活動と解散

トリオNow on saleは、HIWA、PANA、SEOの3人による新たな試みでした。しかし、2024年5月に解散。それぞれの活動に新たな道を模索することとなりました。

各メンバーのエピソード

HIWAは漫才を見るのが苦手で、ネタのセリフを少なくするように頼んでいたり、楽屋のお弁当をPANAに取られないようにしたりするなど、独特のエピソードがあります。一方、PANAはMC、ネタ作り、編集など裏方の全てを担う一方で、乃木坂46のメンバーとADとして仕事をした経験や、岡崎慎司選手からの誘いを断ったエピソードなど、多様な経験と人脈を持っています。

受賞歴

放課後ハートビートは、M-1グランプリやキングオブコントなど数々の賞レースに参加。おもしろ荘2020では準優勝という好成績を残しました。Now on saleとしてもM-1グランプリに参加しています。

テレビ出演

放課後ハートビート、そしてNow on saleは、数多くのテレビ番組に出演。バラエティ番組からものまね番組まで、幅広く活躍しました。

放課後ハートビート、そしてNow on saleは、個性豊かな3人のメンバーと、独特の芸風で多くのファンを魅了しました。解散後も、それぞれの才能を生かして活躍を続けることが期待されます。

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