敷島スターチ

敷島スターチ株式会社について

敷島スターチ株式会社は、三重県鈴鹿市に本社と工場を構え、コーンスターチをはじめとするデンプン製品や、医薬品の原料となる製品を製造している企業です。その歴史は、敷島紡績（現在のシキボウ）の子会社として始まったことに遡ります。2007年には昭和産業の完全子会社となり、現在に至っています。

歴史

敷島スターチの設立は1961年（昭和36年）6月、敷島紡績の出資によって始まりました。その後、1963年（昭和38年）5月からコーンスターチの製造を開始し、同年9月にはアルファ化デンプンの製造もスタートしています。1970年（昭和45年）4月には段ボール用糊の製造を開始、1972年（昭和47年）にはイノシトールの製造も開始するなど、事業領域を拡大していきました。1976年（昭和51年）には昭和産業と日商岩井が資本参加し、2007年（平成19年）に昭和産業の完全子会社となりました。

主な製品

敷島スターチは、多岐にわたる製品を製造しています。主な製品は以下の通りです。

コーンスターチ: トウモロコシを原料としたデンプンで、食品や工業用途に広く使用されています。
異性化糖: デンプンを酵素で分解して作られる甘味料で、清涼飲料水などに利用されます。
デンプン: コーンスターチの他、様々な種類のデンプンを製造しています。
段ボール用糊: 段ボールの製造に使用される糊で、高い接着力と安定性が求められます。
イノシトール: ビタミン様物質で、医薬品や健康食品の原料として使用されます。
フィチン酸: 米ぬかなどに含まれる成分で、医薬品や化粧品の原料として利用されています。

事業所

敷島スターチの事業所は以下の通りです。

本社・工場: 〒513-0043 三重県鈴鹿市長太栄町5-5-1
東京支店: 〒101-0047 東京都千代田区内神田1-16-4

まとめ

敷島スターチ株式会社は、設立から半世紀以上にわたり、デンプン製品や医薬品原料の製造を通じて社会に貢献してきた企業です。親会社の変遷を経ながらも、常に高品質な製品を提供し続けています。

外部リンク

* 敷島スターチ株式会社

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