敷生川(しきうがわ)
敷生川は、
北海道胆振総合振興局管内を流れ、
太平洋へと注ぐ二級河川であり、敷生川
水系の本流を担っています。
地理
源流は、白老町と伊達市大滝区の境界に位置する
ホロホロ山の一等
三角点付近にあります。そこから流れ出し、毛敷生川との合流点を経て、
日本[[製紙]]が所有する取水
堰を通過し、最終的には竹浦地区で
太平洋に注ぎ込みます。
流域には、日本航空学園白老滑空場や
日本[[製紙]]白老工場といった施設が存在します。
地名の由来
敷生川の地名は、アイヌ語の「シキ・オ・イ」(鬼芽・群生する・所)に由来するとされています。かつてこの一帯は敷生村と呼ばれていましたが、語呂の響きを考慮し、後に「竹浦」へと改名されました。
利水と治水
飛生川との合流地点まで、川岸は大型の連接ブロック護岸で整備されています。河口から約1.5km上流には、
日本[[製紙]]の工業用水取水
堰があり、
製紙プラントで使用される工業用水として利用されています。さらに上流の砕石場付近の勾配区間には、20ヶ所前後の
帯工、落差工、
堰が連続して設けられています。
流域の自治体
北海道
胆振総合振興局
白老町
支流
白水川(白老町)
毛敷生川(白老町)
飛生川(白老町)
メップ川(白老町)
主な橋梁
敷生川橋 -
道央自動車道
敷生橋
敷生川橋梁 - JR
室蘭本線
竹浦橋 - 国道36号
脚注
ホロホロ山 - 源頭
加車山 - 飛生川(支流)の源頭
オロフレ山 - 白水川(支流)の源頭
ホロホロ湿原(通称) - 毛敷生川(支流)の源頭付近にある高層湿原
敷生飛行場 - 旧陸軍の飛行場跡
日本[[製紙]]白老工場 - 工業用水水源の所有会社
竹浦駅 - 河口付近にあるJR
室蘭本線の駅
関連項目
日本の川一覧
北海道の川一覧
外部リンク
北海道建設部土木局河川課
胆振総合振興局 室蘭建設管理部
日本[[製紙]]白老工場
日本航空学園