斉藤始

斉藤始について

概要

斉藤始（さいとう はじめ）は、アニメ『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』に登場するキャラクターです。彼はオリジナル作品『さらば[[宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち]]』で初めて登場し、以降のリメイク作品や続編にもその姿を見せています。声優にはささきいさおが起用され、リメイクでは東地宏樹が声を担当しました。また、映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』では池内博之が演じています。

特徴

斉藤は、柔道や空手などを含む23段の段位を持つ武道の達人という設定です。彼はここまでのキャラクター像が描かれており、巨体を持つ大男として描かれながらも、優れた人間性を持っています。大食いで荒っぽい外見とは裏腹に、部下からの信頼も厚く、気風の良さが特徴です。

ストーリーでの役割

彼の物語は、地球防衛軍の所属であり、空間騎兵隊の一員として始まります。特に、彼は第12太陽系外周空母機動部隊の中隊長としてヤマトに乗艦します。乗艦する経緯には、彼が重要な局面で命令を受け、ヤマトの作戦を見守る役割も含まれています。

彼は様々な戦闘シーンで名を馳せ、テレザート星の上陸作戦やデスラー艦での戦闘、都市帝国への突入戦など、数多くの戦いで奮闘します。最終的には、都市帝国の動力炉に真田志郎と共に残り、爆弾の取り付けを援護しながら戦死する運命を辿ります。

再登場

『宇宙戦艦ヤマト2』においては、さらに彼のキャラクターが深く描かれていきます。3枚目の要素が強調され、佐渡酒造とのコミカルなやり取りも増えました。第11番惑星基地の守備隊長として、ヤマトのクルーと共に冒険を続けます。特に、彼と空間騎兵隊のメンバーとの間には、戦闘を通して次第に心を通わせていく成長が描かれています。

リメイク作品での設定

リメイク版でも斉藤は重要な役割を果たします。設定としては鹿児島県出身で階級は宙曹長というバックグラウンドが追加され、見た目にも大きな十字傷や太い眉、長いもみあげが特徴的です。

最新作における役割

『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』や『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』でも彼は再登場し、仲間や恩人との人間関係を大切にし、戦闘技術を駆使して活躍します。特に彼はガトランティスの襲撃を受けた際、仲間を守るために自らを犠牲にする展開が多く見られ、壮絶なクライマックスを迎えます。

備考

斉藤始はアニメ内での名は「斉藤始」が正しいですが、松本零士の漫画版や他の媒体では「斎藤始」といった異なる表記が存在します。このことから、彼のキャラクターには多くのファンに愛され、様々な受け入れられ方があることがわかります。斉藤は『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ全体に渡って、多くの人間模様や感動をもたらしています。

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