斎藤茂

斎藤 茂 (さいとう しげる)の音楽キャリア

斎藤茂は、1960年5月5日に札幌市に生まれた日本の音楽プロデューサー、ディスクジョッキーであり、現在はインターネットラジオ局OTTAVAの代表取締役社長を務めています。彼の音楽に対する情熱と知識は、リスナーから高く評価されています。

来歴

斎藤は、音楽番組のディレクターや編成局長としてJ-WAVEでキャリアをスタートさせた後、2007年にOTTAVAの開局と同時にミュージック・ディレクターの職に就きました。ここでは、番組で流す楽曲の選定から編成まで幅広く担当し、特にヴォーカル・アンサンブル カペラの演奏によるルネサンスのア・カペラを番組内のBGMに選ぶなど、独自の感性を発揮しています。

2008年から2014年の間には、リクエスト番組『OTTAVA con brio』のプレゼンターを務め、その後もさまざまな番組でプレゼンターとして活躍しています。「つながる心つながる力〜みんなでつくる復興コンサート」では、コンサート・プロデューサー及び司会も担当し、地域に貢献する活動も行っています。

2014年にOTTAVAがTBS傘下を離れた後、彼は第2の開局に向けて尽力し、以降は様々なプレゼンターを果たしつつ、番組のプログラミングを担当しています。彼の称号は数回変更され、現在は「代表取締役社長」として、OTTAVAの顔といえる存在です。

メディアでの活躍

OTTAVAの多彩な番組に出演するほか、斎藤はTBSラジオでもゲスト出演を重ねており、全国のFMで放送される音楽番組にも数多く出ています。リスナーとのコミュニケーションを大切にし、自らの知識と選曲センスを活かして素晴らしいラジオ体験を提供しています。

彼のトークには、音楽知識に基づいた解説や、時折採用されるユーモアもあって多くのファンを魅了しています。リスナーが時には彼の失敗やアドリブをネタにすることもあり、彼自身はそれを楽しんでいる様子が伺えます。

音楽への情熱

斎藤は、2008年に『OTTAVA con brio』にピンチヒッターとして出演したことがきっかけでプレゼンターとしてのキャリアをスタートさせました。それ以前は、自ら番組でのしゃべりに参加したことはありませんでしたが、父親の影響でこの道に踏み出しました。その初めての出演の際には、リスナーやスタッフから絶賛され、以来人気を博しています。

また、数々の特別企画やイベントにも積極的に参加し、例えば、クリスマス特集や、地域貢献に関するコンサートなどでの活動が目立ちます。キャリアの中で、多くのジャンルの音楽と出会い、自身の選曲やプロデュースで関与することで、クラシック音楽の魅力を広めています。

プライベートと人柄

プライベートに関する情報はあまり公開していませんが、『OTTAVA for You』では少年時代にクラリネットを学び、その後吹奏楽部に所属していたことを語っています。音楽だけにとどまらず、彼自身の経験が音楽の魅力を伝える一助となっているのです。

斎藤茂は、音楽とリスナーを繋ぐ架け橋として、OTTAVAの音楽シーンを支える重要な存在であり続けています。その声と選曲がリスナーにどのような感動を与えるか、今後も楽しみです。

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