新・剣と魔法と学園モノ。刻の学園

新・剣と魔法と学園モノ。刻の学園の概要

『新・剣と魔法と学園モノ。刻の学園』は、2012年7月19日にアクワイアから発売されたPlayStation Portable（PSP）向けのゲームです。この作品は、シリーズの一区切りを締めくくる『剣と魔法と学園モノ。Final 〜新入生はお姫様!〜』の後にリリースされた新たなシリーズの始まりを示す重要なタイトルです。ゲームのスタイルも、これまでの3Dダンジョン探索形式から、フィールドを移動しながら冒険するRPGへと大きく変貌を遂げました。

ゲームの特徴

本作の最大の特徴は、多様なキャラクターたちによる個性的なストーリー展開です。プレイヤーは新たな転入生として、学園の様々なイベントに参加し、仲間と共に成長していきます。仲間には、活発な性格の格闘家や、おとなしい妹、洞察力に優れた黒魔術師など、異なる背景を持つキャラクターが揃っており、プレーヤーは彼らとの関係性を深めながら物語を進めていきます。

主要キャラクター

転入生たち

• - モーリア：声は佐藤聡美が担当し、やんちゃな性格を持つ男性格闘家。食い気が多く退屈を嫌うが、周囲との良好な関係性を築いています。時には生徒会に入ろうとするなど、意外な一面も見せます。

• - ロジェ：大亀あすかの声を持つ、人付き合いが苦手な女性。親しくなることで明るい一面を見せることもあります。

• - キュービット：野水伊織が声を担当する、物静かな黒魔術師。個人的な理由で転入してきたため、ミステリアスな行動が目立つキャラクターです。

NPCキャラクターたち

ゲーム内には多くの先生キャラクターが登場します。オーギュスト校長は評判が良く、花を愛する竜騎士です。彼は生徒からの人気があり、穏やかに教育に努めます。ロイとコゴロウという二人の教師は、生徒会の顧問役として対照的な性格を持つキャラクターです。肉体派と知性派が掛け合う姿が彼らの魅力となっています。

個性豊かな生徒たち

多様な生徒たちが登場し、それぞれが抱える悩みや夢を持っています。マーブルは普通であることに悩む女の子、ネロは肉体美を追い求めるナルシストです。特にアブナーは騎士に憧れ、リーダー的存在を目指しているものの、ジェインとの相性は良くありません。ファラーズは天然な性格で、購買部のメイドとしても活躍しています。このように、多様なキャラクター同士のユニークな関係性が、ゲームをより魅力的にしています。

ラジオ番組

本作の宣伝として、2012年5月から8月にかけて、『A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜』の番組内で、声優による特別企画が放送されました。これによりファンとの接点を強化し、作品への関心を高める施策が行われました。

関連情報

『新・剣と魔法と学園モノ。刻の学園』は、シリーズの一環であり、過去の作品とつながりを持っているものの、独自の魅力を持つ新しいスタートを切ったゲームです。このタイトルは、剣と魔法のファンタジーだけでなく、青春ドラマとしての要素もふんだんに楽しむことができ、新しい冒険を求めるプレイヤーにとって必見の作品と言えるでしょう。

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