新上五島町消防本部

上五島町消防局の概要



上五島町消防局は、長崎県南松浦郡上五島町に所在し、地域の消防サービスを提供する消防部局です。本局は、新上五島町消防署と並存在しており、消防本部、消防署、支署の三つの組織が構成されています。

所在地


所在地は、857-4214 長崎県南松浦郡上五島町七目郷902番1で、国道384号に沿った位置にあります。地理的な座標は、北緯32度58分40.6秒、東経129度5分50.6秒です。

管轄地域


上五島町消防局は、中通島と若松島を含む新上五島町全域を管轄しています。

沿革


上五島町消防局の歴史は、1973年に遡ります。この年、消防本部・消防署を設置することが求められる市町村の指定が出されました。翌年度の1974年には、上五島地域において広域市町村圏組合としての消防本部と消防署が開設されました。

次の大きな変化は、2003年に訪れました。この年に新上五島町消防局は、1本部、1署、1支署という組織編成を整えました。そして2004年に、南松浦郡内の5つの町(若松町、上五島町新魚目町有川町、奈良尾町)が合併し、新上五島町となり、それに伴って消防本部と消防署の名称が改称されました。

組織構成


上五島町消防局は、以下のような構成で運営されています:
- 消防
- 次長
- 総務課
- 企画情報班
- 庶務班
- 予防課
- 予防班
- 危険物班
- 警防課
- 警防班
- 救急救助班
- 通信指令班

消防署は本部と同じく、消防署長、総務課、予防課、警防班などがあり、特に救急救助の体制が整っています。

主力機械


上五島町消防局が使用する機械の中には、以下のような資機材があります:
  • - 調査広報車:火災調査や予防査察に使用。
  • - 防災指揮車:災害現場で指揮をとるための車両で、四輪駆動のため悪路でも対応可能。
  • - 救助工作車:破壊器具や救助資機材を積載し、救命策発射銃も装備。
  • - 水槽付消防ポンプ自動車:泡消火機能を搭載、非常に高い消火性能を誇ります。
  • - 高規格救急自動車:心電図データを瞬時に医療機関へ送信可能な装置が整備。

若松支署の組織


若松支署は、宿ノ浦郷に所在し、地域の消防活動を補佐しています。ここでも指揮車や水槽付消防ポンプ自動車が整備されており、幅広い機能を持っています。

結論


上五島町消防局は、地域住民の安全を守るための重要な機関であり、さまざまな資機材と人員が整い、迅速かつ効果的な対応ができる体制を整えています。消防本部や消防署は、常に地域の安全を念頭に置いて活動しており、その経験と実績から信頼されています。

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