新魚目町

新魚目町（しんうおのめちょう）

新魚目町は、かつて長崎県の南松浦郡に存在した町です。2004年8月1日に若松町、上五島町、有川町、奈良尾町と合併し、新上五島町となりました。

地理

新魚目町は、五島列島の中通島の北端に位置していました。

歴史

1889年（明治22年）4月1日 - 町村制の施行により、南松浦郡に魚目村、北魚目村が成立しました。
1956年（昭和31年）9月30日 - 魚目村と北魚目村が合併し、新魚目町が誕生しました。
2004年（平成16年）8月1日 - 若松町、上五島町、有川町、奈良尾町の4町と合併し、新上五島町となりました。

姉妹都市

長陽村（熊本県）

地名

旧魚目村

浦桑郷
榎津郷
丸尾郷
似首郷（にたくび）

旧北魚目村

小串郷
曽根郷
立串郷
津和崎郷

教育

中学校

新魚目町立魚目中学校
新魚目町立北魚目中学校（2018年3月末に魚目中学校へ統合）

小学校

新魚目町立魚目小学校
新魚目町立北魚目小学校

観光・名所

新魚目町には、美しい自然景観や歴史的な名所が点在しています。

城山展望台: 町を一望できる絶景スポットです。
鯨供養塔: 鯨漁が盛んだった頃の歴史を物語る史跡です。
赤だき断崖: 迫力のある断崖が続く海岸線です。
海のふるさと館: 海に関する資料を展示する施設です。
ふれ愛らんど: 自然を満喫できるレジャースポットです。
番岳: 登山やハイキングに最適な山です。
江袋教会: 歴史を感じさせる教会です。
津和崎灯台: 海上交通の安全を守る灯台です。
椿公園: 椿の花が咲き誇る美しい公園です。

重要文化的景観

新魚目町廃止後の2012年、旧北魚目村地区の一部が「新上五島町北魚目の文化的景観」として、文化財保護法の重要文化的景観に選定されました。この景観は、以下の要素によって構成されています。

水田、畑地など農耕に関する景観地
養殖いかだ・海苔・ひびなどの漁ろうに関する景観地
垣根・屋敷林などの居住に関する景観地

選定区域は、立串郷の全域、津和崎郷と曽根郷の各一部、および小瀬良港・津和崎漁港・一本松漁港（一本松地区・赤波江地区）・仲知漁港（仲知地区・江袋地区）・立串漁港（大瀬良地区・立串地区）の全域です。

新魚目町の文化的景観は、人々の生活と自然が調和した貴重な財産であり、未来へと継承していくべきものです。

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