新井健二

新井健二のサッカーキャリア

新井健二（あらい けんじ）は1978年5月19日生まれで、埼玉県出身の元プロサッカー選手です。彼のポジションはディフェンダー、特にセンターバックとして知られています。

人物・経歴

新井は2001年、立正大学を卒業した後、アルビレックス新潟に入団しました。デビュー戦から先発メンバーとして起用され、一時はレギュラーとして活躍しましたが、次第に出場機会が減少していきました。２００４年には、シンガポールに新たに設立されたアルビレックス新潟シンガポールに期限付き移籍し、そこでキャプテンを務めました。

2006年、新井はシンガポール・アームド・フォーシズFC（SAFFC）に完全移籍し、チームの中心的存在として活躍しました。同年、彼の活躍によりチームはリーグ最少失点を記録、さらにリーグ優勝を果たしました。また、アディダスが主催するチャリティマッチでは、サッカー界のレジェンド、ジネディーヌ・ジダンとの共演も実現しました。

2007年にはSAFFCでリーグ2連覇を達成し、カップ戦でも優勝を果たすなど、さらなる成果を上げました。AFCカップにも参加し、彼は日本人として初めて得点を記録しました。2008年には、重要な試合で決勝点を挙げ、シンガポールリーグ史上初のリーグ3連覇とカップ戦2連覇に貢献しました。同年、AFCのプレーオフを突破し、ACLに出場、鹿島アントラーズとの対戦を果たしました。さらに、北京オリンピックのブラジル代表との親善試合にもシンガポール代表として参加し、ロナウジーニョらとの激闘を経験しました。

私生活の面では、2008年2月にフリーアナウンサーの田島葉子と結婚し、同年12月にハワイで挙式を行いました。2009年には、SAFFCでリーグ優勝を収め、史上初の4連覇を達成する快挙を成し遂げました。

2013年3月、新井は現役を引退することを発表しました。大学時代には、北朝鮮代表の安英学と同級生であり、新井のプレーが安を新潟へと導くきっかけとなりました。

所属クラブ

• - 1994年 - 1996年: 常磐高校
• - 1997年 - 2005年: 立正大学
• - 2001年 - 2005年: アルビレックス新潟
• - 2004年 - 2005年: アルビレックス新潟S（期限付き移籍）
• - 2006年 - 2009年: SAFFC
• - 2009年9月 - 2010年: SCゴア
• - 2010年: センカン・プンゴル
• - 2011年 - 2012年: ホーム・ユナイテッド

個人成績

その他の国際公式戦

• - 2007年: AFCカップ2007 (8試合1得点)
• - 2008年: AFCカップ2008 (8試合0得点)
• - 2009年: AFCチャンピオンズリーグ2009東アジアプレーオフ (2試合1得点)

新井健二は、彼のキャリアを通じてサッカー界に多大な影響を与え、後進たちにも道を示す存在となりました。彼の果敢なプレースタイルとリーダーシップは、多くのファンの心に刻まれています。

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