新井重治

新井重治（あらい しげはる）

新井重治は、1953年6月6日生まれの日本の政治家であり、埼玉県飯能市長を務めています（1期）。以前は飯能市議会議員も務めていました（1期）。

略歴

新井重治は、埼玉県入間郡飯能町岩沢（現在の飯能市岩沢）で生まれました。飯能市立加治小学校、飯能市立飯能第一中学校、埼玉県立玉川工業高等学校土木科を卒業しています。高校時代には、「まちをつくる仕事を目指し、建設について学ぼう」と決意し、専門知識の習得に努めました。

1972年（昭和47年）に飯能市役所に入庁し、主に土木・都市計画部門でキャリアを重ねました。

2001年（平成13年）：飯能市都市計画課長に就任。
2007年（平成19年）：飯能市道路課長に就任。
2009年（平成21年）：飯能市建設部長に就任。
2010年（平成22年）：国土交通省の総合評価方式の活用・改善等に関する懇談会地方公共団体委員を務めました。
2013年（平成25年）：飯能市役所を退職。
2013年（平成25年）から2014年（平成26年）まで飯能市副市長を務めました。
2017年（平成29年）：飯能市議会議員選挙に立候補し、初当選を果たしました。
2021年（令和3年）1月28日：飯能市議会議員を辞職し、任期満了に伴う飯能市長選挙への立候補を表明。
* 2021年（令和3年）7月11日：飯能市長選挙で、自由民主党・公明党の推薦を受けた現職の大久保勝を破り、初当選しました。

※当日有権者数：66,948人、最終投票率：39.63%（前回比：－3.13pts）

市政

2021年（令和3年）の市長選出馬表明時には、「市民に知らせないまま、山を削って、メガソーラーを作っている。いいはずがない」と述べ、阿須山中土地有効活用事業における大規模な太陽光発電所の建設を例に挙げ、市民との対話を重視する市政運営を強調しました。また、前市政が推進した観光施設の誘致についても、「観光客は街中の商店や飲食店に立ち寄らない。街のにぎわいにはつながらない」と否定的な見解を示しています。

2021年（令和3年）11月には、性的少数者（LGBTなど）のカップルを婚姻相当とみなし、その未成年の子供との親子関係も自治体として認める「飯能市パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度」を2022年（令和4年）1月1日に導入すると発表しました。

人物

一男二女をもうけ、現在は妻と二人の娘との4人暮らしです。中学校時代は体操競技に励み、特に鉄棒を得意としていました。高校時代には3年間柔道部に所属し、黒帯を取得しています。土いじりが好きで、野菜などの自家栽培を趣味としています。

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