新人王戦 (日本プロ麻雀連盟)

新人王戦について

新人王戦（しんじんおうせん）は、(株)JPMLが主催し、日本プロ麻雀連盟が運営を進め、龍龍や日本プロ麻雀連盟チャンネルの協力を得て開催される麻雀のタイトル戦です。この大会は1985年に第1回が行われて以来、若手プロ雀士にとっての登竜門として位置付けられています。

大会の概要

新人王戦は、連盟に入会してから6年以内の新人プロたちが参加できる大会です。施行されるルールは連盟の公式ルールに基づいており、2016年までは「連盟Aルール」として知られていました。大会は次のような形式で進行します。

初めに、参加者は東京本部所属と地方本支部所属の2つのグループに分かれ、4回戦の対局を行います。各ラウンドは50分の持ち時間に1局が加わる形で進行します。ここでの戦績がプラスであった新人プロは、その後の5回戦に進出することができます。

この5回戦は両所属の選手が混合で戦い、毎ラウンドごとに脱落者が決まります。最後の7回戦終了時に、全体のスコアが上位の4名が決勝に進出します。そして、翌日には決勝4回戦が行われ、時間制限は設けられません。トータルポイントが最も高い選手が「新人王」となります。

新人王獲得者には、2016年以降、優勝賞金として50万円が授与されることも特徴です。また、特に決勝戦の対局はニコニコ生放送などのプラットフォームで生中継され、多くの麻雀ファンに現場の熱気を届けています。

歴代の優勝者

新人王戦は数多くの優秀な雀士を輩出しています。以下は歴代の受賞者リストです：

• - 第1期：小見川伸訓（荒正義）
• - 第2期：沢崎誠
• - 第3期：原浩明
• - 第4期：下山道男
• - 第5期：伊藤慎一
• - 第6期：浦田豊人
• - 第7期：吉田幸一
• - 第8期：佐々木慶太
• - 第9期：高橋健二
• - 第10期：谷口佳之
• - 第11期：多井隆晴（現RMU）
• - 第12期：中橋豊
• - 第13期：横塚隆志
• - 第14期：工藤大介
• - 第15期：紺野真太郎
• - 第16期：清野雄一郎
• - 第17期：金沢真
• - 第18期：大橋良弘（ダンプ大橋）
• - 第19期：小山輝
• - 第20期：天音まこと（女流雀士）
• - 第21期：仲田加南（女流雀士）
• - 第22期：平尾昌邦
• - 第23期：福光聖雄
• - 第24期：蛯原朗
• - 第25期：大庭三四郎
• - 第26期：嶋村泰之
• - 第27期：岡本和也
• - 第28期：柴田吉和
• - 第29期：井上美里（波奈美里）（女流雀士）
• - 第30期：藤井崇勝
• - 第31期：山下将浩
• - 第32期：日髙志穂（女流雀士）
• - 第33期：松本幸大
• - 第34期：石川遼
• - 第35期：木本大介
• - 第36期：曽篠春成
• - 第37期：横田幸太朗

この大会は若手雀士にとっての貴重なチャンスであり、未来の麻雀界を担う選手たちの成長を目の当たりにできる場でもあります。

外部リンク

• - 日本プロ麻雀連盟

このように、新人王戦は麻雀界における新星の登場を期待させる大会であり、毎年注目が集まっています。

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