新入駅

新入駅について

新入駅（しんにゅうえき）は、福岡県直方市大字下新入に所在する九州旅客鉄道（JR九州）の筑豊本線、またの名を福北ゆたか線の駅です。駅番号はJC20に指定されており、設立からの歴史や駅構造、周辺環境について詳細をご紹介します。

歴史

新入駅は1989年（平成元年）の3月11日に開業しました。その後、2001年（平成13年）には利便性を向上するために自動改札機が導入されました。2009年にはICカード「SUGOCA」が利用できるようになり、さらに2017年には駅遠隔案内システムである「ANSWER」が導入されることで、無人駅に移行しました。これにより、乗降客に対するサービスは簡易的なものとなっています。

駅の構造

新入駅は、地上駅で相対式ホームが2面2線の構成となっています。ホーム同士は構内踏切によってつながっており、安全に行き来できるようになっています。駅舎は、かつて筑豊地域で石炭輸送に運用されていた小舟「五平太舟」をイメージしたユニークなデザインです。現在は無人駅ということで、簡易自動券売機やSUGOCAの改札機が設置されていますが、カードの販売は行っておらず、チャージのみが可能となっています。

利用状況

2020年度のデータによると、新入駅の1日平均乗車人員は285人となっています。周辺の利便性向上や新たな施設の開業によって、利用者数は一定の水準を保っています。

駅周辺の環境

新入駅は直方市の北部に位置し、周辺には多くの便利な施設が点在しています。駅の東側には県道27号線が通っており、アクセスの良さも魅力の一つです。かつては直方運輸センターや直方気動車区が近隣に存在していましたが、電化工事に伴いそれらは撤去され、現在は新たな施設が進出しています。最近では、スーパーマーケットや飲食店なども増えており、地域住民や訪問者にとっても利便性が高まっています。

周辺施設

• - マックスバリュ直方新入店：駅前にある大手スーパーで、日常の買い物に便利です。
• - サンリブのおがた：2016年秋に移転した店舗で、地元の食材や商品が揃っています。
• - 直方市立直方第三中学校：教育機関として地域に根ざしている学校です。
• - 新入パワータウン：周辺施設が集まる商業エリアです。

隣接する駅

新入駅は筑豊本線上にあり、隣接する駅は次の通りです。

• - 筑前植木駅（JC21）
• - 直方駅（JC19）

新入駅は、その立地や歴史から地域に貢献しており、今後もますますの発展が期待されます。

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