新別府病院

新別府病院：地域医療を支える国家公務員共済組合連合会病院

新別府病院は、大分県別府市に位置する国家公務員共済組合連合会が運営する医療機関です。歴史と実績を誇り、地域住民の健康を支える重要な役割を担っています。本院である別府市の病院に加え、大分市の大分合同庁舎内に大分診療所も設置することで、より広範囲にわたる医療サービスを提供しています。

幅広い診療科と充実の設備

新別府病院では、内科系では内科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、そして外科系では外科、肛門外科、整形外科、リウマチ科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、泌尿器科など、多岐にわたる診療科が設置されています。さらに、眼科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、救急科といった専門性の高い診療科も充実しており、患者さんの多様なニーズに対応できる体制を整えています。最新の医療機器を導入し、高度な医療技術を提供することで、質の高い医療サービスの提供に努めています。

歴史と発展

新別府病院の歴史は1955年（昭和30年）12月まで遡ります。開院当初は結核専門の病院として、200床の病床数を有していました。その後、時代の変化や医療技術の進歩に合わせて、1980年（昭和55年）4月に結核病床を廃止し、一般病床へと転換。204床体制で新たなスタートを切りました。

1998年（平成10年）4月には診療棟の増改修、5病棟の新設、新管理棟の完成により、一般病床数は254床に増加。2002年（平成14年）6月には診療棟と健康医学センターの増築工事が完了し、一般病床数は269床となりました。このように、新別府病院は時代に合わせて常に進化を続け、設備の充実や病床数の増加を図り、地域医療への貢献度を高めてきました。大分合同庁舎診療所の開設（1969年（昭和44年）4月）も、その取り組みの一環と言えます。

アクセス

新別府病院へのアクセスは、JR九州日豊本線別府駅西口から亀の井バス鉄輪方面行（2・5番系統など）を利用し、約15分乗車、「原（新別府病院前）」で下車すると便利です。公共交通機関を利用して容易にアクセスできる立地も、地域住民にとって大きな利点となっています。

まとめ

新別府病院は、長い歴史と充実した設備、幅広い診療科を備え、地域医療に大きく貢献する病院です。国家公務員共済組合連合会が運営する信頼性と、質の高い医療サービスは、多くの患者から高い評価を得ています。今後も、地域社会のニーズに応えながら、医療技術の向上と設備の充実を図り、地域住民の健康を守るために尽力していくことでしょう。

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