新呉区(しんごく)は、
中華人民共和国江蘇省無錫市に位置する
市轄区です。
この地域は、元々浜湖区と錫山区の一部でしたが、2015年に県級管理区であった無錫新区が
市轄区の新呉区として再編されました。1990年代以降、内陸の工業地帯として急速に発展し、海外からの大型企業の進出が相次ぎました。
特に、日本の企業が多く進出しており、ソニー、パナソニック、コニカミノルタ、東海理化、日立など、約300社近くが拠点を構えています。これらの企業は、新呉区の
経済成長に大きく貢献しています。
区内には、無錫空港(碩放空港)があり、
中国国内線だけでなく、日本の
関西国際空港との間に国際線が就航しています。これにより、国内外のビジネスや観光のアクセスが非常に便利になっています。
新呉区の行政区画は、以下の6つの街道で構成されています。
旺荘街道
碩放街道
江渓街道
新安街道
梅村街道
鴻山街道
また、新呉区は国際交流にも積極的で、日本の
愛知県豊川市と友好都市提携を結んでいます。
* 豊川市(日本国
愛知県) -
2009年4月15日 友好都市提携締結
新呉区は、工業発展と国際交流の両面で重要な役割を果たしており、
無錫市における
経済発展の牽引役となっています。