新城市消防本部

新城市消防本部について

新城市消防本部は、愛知県新城市における消防の中心機関です。この消防本部は、地域の安全と防災を担う重要な役割を果たしており、管轄区域には新城市だけでなく、北設楽郡設楽町、東栄町、豊根村の全域が含まれています。特に設楽町、東栄町、豊根村の3つの町村は新城市に消防業務を委託しており、住民の安全を確保するために協力しています。

概要

新城市消防本部の所在地は愛知県新城市平井字新栄83で、管轄区域は面積約1,052.43平方キロメートルを誇ります。職員数は123人で、911人の職員が北設楽郡などの消防業務に従事しています。新城市内には、消防署が1カ所、分署が2カ所、出張所が3カ所、分遣所が1カ所設置されており、これらが連携して迅速かつ効果的な消防活動を行っています。

消防本部は様々な消防機器を備えており、最近のデータでは普通消防ポンプ自動車が2台、水槽付消防ポンプ自動車が4台など、多岐にわたる機械を駆使しています。また、救急業務にも力を入れており、6台の救急自動車を常備しています。

沿革

新城市消防本部は、1965年に設立されて以来、地域の安全を守るために多くの重要な変遷を経てきました。設立当初は消防署機能を持つ新城市消防本部が立ち上がり、1968年には消防庁舎を移転するなど、機能を充実させてきました。1970年からは救急業務も開始し、地域のニーズに応える体制を整えました。

その後も、1989年に初めてはしご付消防車を配備するなど、装備の更新、拡充が進められ、1996年には消防事務を南設楽郡からも受託し、新たに鳳来分署と作手出張所を開設しました。1999年にはさらなる地域拡大を受けて、設楽町、東栄町、豊根村などの消防事務も受託し、組織の強化を図りました。

近年では、2008年に新しい庁舎を開設したほか、2014年の名称変更や2021年の駐在所廃止など、効率的な運営を追求し続けています。

組織

新城市消防本部の組織は、本部内の消防総務課や防災対策課を中心に構成されています。消防署全体もこの組織の一部であり、各部門が連携して地域の防災や消防活動を行っています。

結論

新城市消防本部は、住民の安全を守るために不断の努力を続けており、その活動は新城市のみならず周辺地域にも大きな影響を与えています。地域との連携を強化しながら、消防活動の充実を図る新城市消防本部の役割は今後もさらに重要性を増していくことでしょう。

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