新宿・みなと町

『新宿・みなと町』

『新宿・みなと町』（しんじゅく・みなとまち）は、1979年8月1日に森進一がリリースした46枚目のシングルです。この楽曲は、タイトルに反して新宿の港町をイメージしており、離れていた人々が再び戻ってくる様子を表現しています。新宿は海から遠く離れた場所にあるため、一見すると不自然なタイトルですが、歌の内容には多くの共感を呼ぶものがあります。

この曲の放った衝撃は大きく、発売後すぐに人気が急上昇し、森進一のシングル総売上枚数は1000万枚を突破しました。この数値は、1979年にピンク・レディーが達成したものに続いて、オリコン史上で二番目の快挙となります。特に男性アーティストとしては初めての1000万枚突破という成果は、音楽シーンに大きなインパクトを与えました。

『新宿・みなと町』は、TBSの音楽番組「ザ・ベストテン」にも登場し、最高で9位にランクイン。また、10位以内に4週間も留まるヒットを記録しました。1979年末には、名高い「第30回NHK紅白歌合戦」にも出演し、観客の前でこの曲を披露しました。

収録曲

• - 新宿・みなと町（3分30秒）

作詞：麻生香太郎／作曲：西谷翔／編曲：竜崎孝路

• - 夜の再会（4分14秒）

作詞：白鳥園枝／作曲：蘭世／編曲：前田俊明

このシングルは、1979年の音楽シーンを象徴する楽曲としても知られており、東京都新宿区のご当地ソングの一つとして、多くの人々に親しまれています。特に「新宿・みなと町」は、歌のメロディーや歌詞を通じて、聴く人々に郷愁や再会の喜びを感じさせるものであり、今なお多くの支持を受けています。

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