新山えつや・ひでや

新山えつや・ひでやの歴史とメンバー

新山えつや・ひでやは、日本の漫才界を代表するコンビで、1971年に結成されました。結成当初のコンビ名は「新山えつや・東ひでや」であり、その後1974年の第22回NHK新人漫才コンクールで優勝を果たしました。この優勝がきっかけで、彼らは「新山」の屋号を統一しました。

受賞と活動

彼らの活動は、漫才コンクールでの成功を始まりとして順調に進展しました。特に1970年代は、テレビや舞台で多くのファンを魅了し、さらなる影響力を持つ存在となりました。しかし、1992年に新山えつやが脳血栓に見舞われたことが、コンビ活動に大きな影響を与えることになりました。えつやは札幌で療養を行い、漫才活動を一時休止せざるを得なくなりました。これにより、コンビはしばらくの間活動を停止していました。

新山ひでやの新たな道

活動休止後、新山ひでやは1994年に妻の新山やすこと新たなコンビ「新山ひでや・やすこ」を結成し、再び漫才活動を再開しました。えつやの療養が続く中、ひでやは家庭と舞台の両方で新たな挑戦を続けていきました。

再会の機会

2018年、彼らのストーリーには新たな展開がありました。読売テレビの番組「モッタイナカッタ？観察バラエティ 逃した魚」において、ひでやはナイツの塙宣之と共に、えつやを探し出すというプロジェクトが行われました。この番組には、当時北海道の介護施設に入所していたえつやが含まれており、彼らの再会を願う企画として多くの視聴者の心を打ちました。

メンバーの紹介

新山えつや

本名は栢盛秋好で、1945年8月23日生まれ、2020年8月に享年74歳で亡くなりました。ボケ担当として北海道芦別市出身の彼は、1965年に新山悦郎・春木艶子門下に入門し、繁忙な業界で名を馳せました。その活動の一環として「新山セイノー・サイノー」のサイノーとしても知られ、漫才界において独自のスタイルを築いていきました。

新山ひでや

一方、ツッコミ担当の新山ひでやは、1945年12月25日に生まれ、2019年8月23日に大腸癌で亡くなりました。彼の本名は柘野信司で、栃木県足利市出身です。コンビ活動休止後は妻との新コンビとして日々の現場で活躍しましたが、73歳という若さで天に召されました。

最後に

新山えつや・ひでやというコンビは、日本の漫才界において多大な影響を及ぼしました。彼らの活動や再会は、多くのファンにとって感動的なストーリーであり、漫才という文化の一翼を担い続けました。今後も彼らの功績は語り継がれることでしょう。

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