新日本木村ボクシングジム

新日本木村ボクシングジムの概要

新日本木村ボクシングジムは、東京都中野区野方に位置するボクシングジムで、1961年の設立以来、多くのボクサーを育成し、数々の名を馳せてきました。略称は木村ジムや新日本木村、法人名は株式会社新日本プロモーションで、設立者の木村七郎氏は後に日本プロボクシング協会の会長にも就任しました。

設立と移転の歴史

新日本木村ボクシングジムは1961年に設立され、1995年には現在の場所に移転しました。それ以降、同ジムは数々の王者を輩出し、特に1990年代から2000年代初頭にかけては、その名声が高まった時期でもあります。しかし、ジムの成長はただの偶然ではなく、木村氏の確固たる指導哲学と選手育成への情熱によるものです。実際に、ジムからは世界・東洋太平洋・日本のタイトルを獲得した選手が15名にのぼり、他ジムからの移籍選手も成功を収めています。これまでに6名の移籍選手が日本タイトルを手にしました。

現在の運営

2020年12月に実施された東日本ボクシング協会の理事会では、木村七郎から息子の木村英之への名義譲渡が発表され、英之が新しい会長として就任しました。この世代交代により、新日本木村ジムは次世代の選手たちへ更なる成長の機会を提供し続けています。

新日本グループの展開

新日本ボクシングジムは、全国に広がる「新日本グループ」の中心となっており、以下の事業所を含んでいます。

• - 新日本大阪ジム
• - 新日本仙台ジム

- 仙台ジムは、元々「仙台ボクシングジム」として有名で、木村氏はここでも多くの選手をプロモートしてきました。

• - 新日本カスガジム
• - 新日本周南ジム
• - 新日本大宮ジム

これらのジムは、それぞれ独自の理念を持ちつつ、新日本木村ボクシングジムの指導のもとで活動しています。

代表的な選手たち

新日本木村ボクシングジムは多くの優れた選手たちを輩出しています。世界チャンピオンも含む多くの実績を持つ選手たちの中から、代表的な選手には以下のような人物がいます：

• - 大熊正二 — WBC世界フライ級王座を2度獲得。現小熊ボクシングスポーツジムの会長。
• - 河野洋祐 — 日本フェザー級ランキング13位。
• - 興法裕二 — 2013年東日本新人王準優勝、2015年B級トーナメントフライ級優勝。

ジムの出身選手には、元アマチュア全日本王者や、日本タイトル保持者なども多く、これまでに40人以上のトップ選手がジムの門を叩きました。

アクセス

新日本木村ボクシングジムへは西武新宿線野方駅から徒歩15秒とアクセスも非常に便利です。この利便性は、新たな選手やボクシング愛好者たちにとって大変魅力的です。

まとめ

新日本木村ボクシングジムは、ボクシング界において長い歴史と信頼を持つジムです。木村七郎氏の設立以降、多くの選手たちが活躍し続けており、今後とも日本のボクシングシーンに貢献していくことでしょう。

もう一度検索