新書館

株式会社新書館の概要

株式会社新書館は、1961年に創立された日本の出版社で、主にバレエやフィギュアスケートに関連した書籍や雑誌を取り扱っています。創業者は坂本洋子氏（別名：三浦洋子）で、彼女のビジョンのもと、多様なジャンルの出版物が展開されています。

主な出版分野

新書館は、特にパフォーミング・アーツ、女性向けコミックス、人文系書籍に力を入れています。漫画に関しては、少女向けの[ファンタジー]]やSFを中心にした『ウィングス』系と、ボーイズラブ]ジャンルに特化した『ディアプラス』系の二つの主要路線を持っています。また、音声メディアとして、[[バレエやフィギュアスケートに関連するDVD・CDや、コミック関連のCDドラマも取り扱っています。

雑誌のラインナップ

新書館の雑誌は、特にダンスやフィギュアスケートに特化したものがあります。以下が主な月刊誌の一覧です：

• - ダンスマガジン（毎月27日発売）
• - クララ（毎月10日発売）
• - クロワゼ（季節ごとに年4回発売）
• - ワールド・フィギュアスケート（流通上は書籍扱い）

さらに、コミック誌も充実しており、

• - ウィングス（偶数月28日発売）
• - ディアプラス（毎月14日発売）
• - シェリプラス（奇数月30日発売）

等があります。それらの誌は、いずれも新書館が得意とするジャンルを反映した内容となっています。

イラスト・小説の展開

小説に関しては、特にBL作品やライトノベルに強みを持ち、以下のような文庫を発行しています：

• - ウィングス文庫
• - ディアプラス文庫
• - モノクローム・ロマンス文庫（欧米BL小説の翻訳専門レーベル）

休刊・廃刊した雑誌

新書館には、様々な形式の雑誌がありましたが、過去には以下のような雑誌が休刊や廃刊となっています。

• - ライジング（1985年-1990年）
• - サウス（1988年-2002年）
• - 小説ウィングス（1988年-2021年）
• - アートエクスプレス（1993年-1995年）

など、豊富な歴史を持っています。特に『ペーパームーン』は1976年に発行され、多くの著名な作家が参加しましたが、1998年に休刊となりました。

デジタル展開

新書館は、デジタル配信にも力を入れており、2008年にスタートした『新書館☆モバイル』では、雑誌やコミックス情報に加え、無料で楽しめるコンテンツを提供しています。このように、時代に合わせた多様なメディア展開も行っているのです。

関係会社

株式会社新書館は、バレエやダンス関連のコンテンツを手掛ける関連会社を持っています。

• - 株式会社オン・ポワントは、バレエとダンスに特化した執筆や編集業務を行っています。
• - 株式会社フェアリーは、バレエショップを運営しています。

新書館は、日本国内外の芸術と文化を発信する重要な役割を担っており、今後の展開にも期待が寄せられています。

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