新橋駅 (上海市)

新橋駅について

新橋駅（しんきょうえき）は、中華人民共和国の上海市松江区に存在する中国鉄路総公司（CR）所属の駅です。正式な路線名は滬昆線に属していますが、実際に停車するのは上海軌道交通金山線の電車のみです。これにより、杭州や昆明方面へ向かう列車は通過してしまいます。

歴史的な背景

新橋駅は、1909年に上海と杭州を結ぶ鉄道の駅として開業しました。その後、2009年には金山線の改築工事が行われ、8月12日には工事の式典が執り行われました。改築工事が完了したのは12月で、2011年には新駅の市域鉄道化に向けた工事が始まりました。この工事はホームや線路の解体・敷設、および駅舎の新築など、多岐にわたりました。

2012年8月6日、工事が完了した新橋駅には金山線の最初の列車が発着しました。翌月の9月28日には、市域鉄道化された金山線が正式に営業を開始し、旅客事業も再開されました。

駅の構造

新橋駅は、地上の単式ホーム1面1線（1番線）と、島式ホーム1面2線（2・3番線）という構造を持っています。ホームの間には4線の通過線があり、そのうち3番線は貨物線として利用されており、高い柵で仕切られています。駅舎は1番線ホームに直接接続しており、2・3番線ホームとつながっているのは地下連絡通路を通じてです。

のりば情報

新橋駅ののりばは以下の通りです：

• - 1番線：金山線の旅客列車
• - 2番線：金山線の旅客列車
• - 3番線：貨物列車（通過）

駅周辺の施設

新橋駅周辺には多くの施設があります。その中でも特に目を引くのは、新橋公園や上海浦東発展銀行、新橋郵政支局などです。これらの施設は、地域の住民や観光客にとっての重要な拠点となっています。

隣接駅

新橋駅の隣の駅は次の通りです：

• - 春申駅
• - 車墩駅

なお、金山線ではノンストップ電車もあり、通過する列車も存在します。各駅停車の列車は、新橋駅を含む周辺エリアをカバーしています。

結論

新橋駅はその歴史的な背景と便利な立地から、上海における交通の要所の一つといえるでしょう。駅の整備が進む中、今後も地域の発展に寄与することが期待されます。

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