新潟県庁舎

新潟県庁舎について

新潟県庁舎は、新潟県の行政機関が集まる場所であり、地元の人々にとって重要な施設です。この庁舎は新潟市中央区の新光町に位置し、行政、警察、議会庁舎の三つの主要な建物から成り立っています。各庁舎は回廊で結ばれ、利便性が高められています。

施設の概要

新潟県庁主な部分は次の通りです：

• - 行政庁舎

地上18階、地下1階の構造で、全体の高さは87.3メートルです。18階には無料でアクセスできる「展望回廊」があり、利用者は市街地や周辺の景観を楽しむことができます。公開時間は平日が8:30から17:15、休日は10:00から日没までです。

• - 行政情報センター

こちらでは新潟県交通事故相談所や観光協会、さらに多くの観光情報を得られる広報展示室があります。観光に関するパンフレットも豊富に取り揃えています。

• - 警察庁舎

地上5階、高さ24.8メートルのこの建物は、新潟県警察本部の機能を担っています。入場の際には受付が必要です。

• - 議会庁舎

新潟県議会の議事堂を収容するこの庁舎は、地上4階、高さ21.9メートルの構造になっています。西回廊には危機管理センターが設置されており、国や地域の安全に貢献しています。

加えて、庁舎内には第四北越銀行の県庁支店や、新潟県職員生活協同組合、庁内郵便局があります。また、喫茶室も利用可能ですが、職員食堂は2020年3月に閉鎖され、2021年にはラーメン店に生まれ変わっています。

沿革

新潟県庁の歴史は1870年に始まり、初代の庁舎は旧新潟奉行所に設置されました。しかし1880年に焼失し、その後は洋風の新庁舎が建設されました。次いで1932年に新しい庁舎が学校町通に竣工。その後、老朽化した先代庁舎に代わり、1985年に現在の庁舎が新光町に完成しました。新しい庁舎は圧倒的な規模と近代的なデザインを誇り、多くの市民に親しまれています。

交通アクセス

新潟県庁舎へのアクセスも非常に便利です。JR越後線の関屋駅から徒歩で約15分から20分の距離にあり、バスによるアクセスも充実しています。「県庁」や「県庁前」、「県庁東」バス停に、多数の路線が運行されています。特に新潟交通のバス路線が多数利用できます。

また、水上バスの「新潟県庁前」からも徒歩5分の距離です。自動車の場合は、国道8号の新潟バイパス女池ICから約10分で到着できます。

まとめ

新潟県庁舎は、地域の行政機関としての役割を果たすだけでなく、市民が気軽に訪れることのできる観光スポットともなっています。その展望回廊からは美しい市街の景色を楽しめることから、多くの人に親しまれており、訪れる価値のある場所です。

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