加藤ミリヤの37枚目の
シングル「新約ディアロンリーガール feat.ECD」は、
2017年12月6日にリリースされました。
概要
前作「
どこまでも 〜How Far I'll Go〜」から約8ヶ月ぶりのリリースとなる本作は、加藤ミリヤが
2005年に発表した代表曲「
ディア・ロンリーガール」をモチーフとしています。楽曲のメロディーと歌詞の一部をサンプリングし、原曲の持つ世界観をアップデートさせた作品となっています。
今作の大きな特徴は、原曲誕生のきっかけとなった
ヒップホップライター、ECDが客演として参加していることです。これはECDにとって最初で最後の客演となりました。レコーディング期間中、ECDは悪性食道がんを患い治療中でしたが、懸命に制作に取り組みました。しかし、本作のリリースからわずか1か月後に逝去され、「新約ディアロンリーガール feat.ECD」が彼の最後の遺作となりました。
カップリング曲「迷宮」は、加藤ミリヤ自身が作詞・作曲を手掛けています。
リリース形態
初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売されました。初回生産限定盤には、表題曲「新約ディアロンリーガール feat.ECD」のミュージックビデオと、そのメイキング映像を収録したDVDが付属しています。
ミュージックビデオには、加藤ミリヤと同世代で親友でもある歌手の
青山テルマと、ユニットでも活動を共にした
清水翔太が友情出演しています。
収録曲
1. 新約ディアロンリーガール feat.ECD
2. 迷宮
3. 新約ディアロンリーガール feat.ECD (Instrumental)
収録アルバム
Femme Fatale (#1)
M BEST II (#1)
「新約ディアロンリーガール feat.ECD」は、加藤ミリヤの過去と現在、そして未来を繋ぐ重要な作品であるとともに、ECDの音楽への情熱と才能を永遠に刻む作品として、多くの人々の心に響き続けています。原曲を知る人も知らない人も、ぜひ一度聴いていただきたい楽曲です。