新藤弘章

新藤弘章

新藤弘章（しんどう ひろあき、1990年1月18日 - ）は、日本の実業家。

略歴

1990年1月18日に生まれ、作新学院高等学校を卒業。

2014年4月、東京大学大学院工学系研究科を修了後、経済産業省に入省。

2021年5月、ハーバード大学大学院で修士号を取得。

同年7月、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、多数の企業戦略策定に携わりました。

2023年9月、株式会社REVOLUTIONに入社し、経営企画部執行役員に就任。

同年12月には、株式会社REVOLUTIONの代表取締役社長に就任しました。

2024年2月26日、2024年10月期第2四半期累計期間及び通期の業績予想の修正が発表されました。

同年10月11日、「ヤマワケ」を運営するWeCapital株式会社を連結子会社化。

同年10月23日、株主優待制度の導入を決定。

2025年3月11日、株式会社REVOLUTIONの社長を退任。

人物

株式会社REVOLUTIONに入社後、経営企画部執行役員として、業績が低迷していた同社の改革に着手しました。不採算部門の整理や新規事業の立ち上げを進め、不動産買取再販業・M&A事業を中心に、リノベーションやリブランディングのためのアライアンスを締結。都心の一等地を確保できる独自の購入ネットワークを構築し、物件のバリューアップ戦略を打ち出しました。

M&A戦略においては、新藤氏が経済産業省やマッキンゼー・アンド・カンパニー・ジャパンで培ったノウハウや人脈が生かされました。2024年10月期の販売費及び一般管理費を前期対比で6割削減する一方、売上高を2.3倍に拡大させ、収益構造を改善。成長が期待されるWeCapitalを子会社化するなど、不動産テック事業を取り入れ、情報開示を積極的に行いました。新経営陣に移行してからは、週1回のペースで取締役会を開き、経営戦略の実行を加速させ、適時開示などを実行しました。

2024年1月には、新体制第1弾事業として不動産の資産価値を最大限に引き出し、持続的かつ効果的な収益を追求する目的で販売用不動産の取得及び資金の借入を決議し、東京都内に販売用不動産を取得しました。同年3月15日には、3期ぶりに営業黒字化を達成しました。

2024年10月11日、「ヤマワケ」を運営し不動産クラウドファンディング市場で高い評価を得ているWeCapital株式会社を子会社化。不動産事業では、WeCapitalグループのクラウドファンディングを通じての資金調達を可能としました。金融取引のセキュリティー技術を開発するGVEとも提携しました。

しかし、同氏が社長を務める株式会社REVOLUTIONは、高額な利回りとなる株主優待を発表したにもかかわらず、一度も株主優待を実施せずに優待廃止を発表すると共に、同氏は社長を退任することになりました。優待新設発表から半年も経たずに優待廃止となったことで、同社の株価はストップ安となりました。

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