新踏駅

新踏駅（シンダプえき / 신답역）

新踏駅は、大韓民国ソウル特別市城東区龍踏洞に位置するソウル交通公社の鉄道駅です。ソウルメトロ2号線の短い支線である聖水支線上にあり、駅には「211-2」というユニークな駅番号が付与されています。

歴史

この駅の歴史は、1980年10月31日に幕を開けました。当時はソウル特別市地下鉄公社によって運営される2号線の一部として開業しました。

その後の組織再編に伴い、駅の運営主体は何度か変更されています。2005年1月1日には、ソウル特別市地下鉄公社がソウルメトロへと名称を改めました。

そして、2017年5月31日には、ソウルメトロとソウル特別市都市鉄道公社が統合され、現在のソウル交通公社が発足。これに伴い、新踏駅もソウル交通公社の管轄する駅となりました。

駅構造

新踏駅は地上に設けられた駅で、相対式ホーム2面2線の構造を持っています。線路を挟んで両側にホームが配置されており、列車はこのホームに停車します。

この駅の最大の特徴は、ホーム上に公園が整備されている点です。これはソウル交通公社が管轄する全ての駅の中でも他に類を見ない、非常に珍しい事例となっています。

旅客向けの案内において、特定の「のりば番号」は設定されていません。

利用状況

新踏駅の1日あたりの平均利用人員は、近年、継続的に統計データが記録され、その推移が観測されています。具体的な数値の詳細は時期によって変動しますが、利用状況の変化が記録されていることを示しています。

駅周辺

駅周辺にはいくつかの主要な施設やランドマークが存在します。

ソウル交通公社新踏別館: 駅運営に関連するソウル交通公社の施設が近接しています。
清渓川: ソウル市内を流れる代表的な河川である清渓川が近くを流れています。散策路などが整備されています。
馬場駅・踏十里駅: 近隣にはソウル交通公社5号線の馬場駅や踏十里駅がありますが、新踏駅とこれらの駅との間には直接の乗り換え設備はありません。利用者は一度地上に出るなどして移動する必要があります。
城東区庁: ソウル特別市城東区の行政機関である城東区庁も駅からのアクセスが可能な範囲にあります。

隣の駅

ソウル交通公社2号線（聖水支線）の駅の並びは以下の通りです。

龍踏駅 (211-1) - 新踏駅 (211-2) - 龍頭駅 (211-3)

新踏駅は、聖水支線の中間に位置しており、龍踏駅と龍頭駅に挟まれた形態となっています。

関連項目

* 韓国の鉄道駅一覧

新踏駅は、そのユニークなホーム構造や聖水支線における位置づけなど、ソウル市内の鉄道網における特徴的な駅の一つと言えるでしょう。

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