新長田駅前ビル

新長田駅前ビル：地域に息づくランドマーク

神戸市長田区、新長田駅南西にそびえ立つ新長田駅前ビルは、地上25階、地下3階、高さ82mの超高層ビルです。1977年、神戸市西部副都心計画の中核施設として、旧住宅都市整備公団（現・都市再生機構）によって建設されました。

当初は、商業施設を中心とした複合施設として地域住民に親しまれていましたが、2013年には大規模なリニューアルが行われました。それまでの核テナントだった大丸新長田店が閉店した後、東急不動産が事業を引き継ぎ、西友を新たな核テナントとして迎え入れ、「東急プラザ新長田」として生まれ変わりました。西友は先行して同年7月27日に開業、東急プラザ新長田は同年9月20日にグランドオープンを迎えました。

阪神・淡路大震災を乗り越え、復興の象徴に

1995年、阪神・淡路大震災が神戸を襲いました。周辺の建物が甚大な被害を受ける中、新長田駅前ビルは大きな損害を免れました。その強固な構造と、震災後も地域住民の生活を支え続けたことから、復興のシンボルとして、人々の記憶に深く刻まれています。

多様なテナントと充実の設備

現在、新長田駅前ビルには、多様なテナントが入居しています。東急プラザ新長田（地下1階～地上2階）には、様々なショップが軒を連ね、生活に彩りを添えています。西友新長田店（地下1階）は、食料品から日用品まで幅広く取り揃え、地域住民の生活を支えています。その他にも、ニトリ・デコホーム（2階）、ワークセンターわかまつ（3階）、新長田勤労市民センター（4階）、そして、25階には展望日本料理店があり、神戸の街を一望できる絶景を堪能できます。

利便性の高い立地とアクセス

新長田駅前ビルは、JR神戸線、神戸市営地下鉄西神・山手線、海岸線の新長田駅と連絡通路で直結しているため、アクセスも抜群です。周辺には、ピフレ新長田などの商業施設もあり、利便性の高い立地が魅力です。

建築概要

規模：地上25階、地下3階
高さ：82m
延床面積：59,917m²
敷地面積：8,712m²
建築面積：6,564m²
所在地：神戸市長田区若松町5丁目5-1

新長田駅前ビルは、単なる商業施設ではなく、地域社会を支える重要な拠点として、これからも発展を続けていくことでしょう。

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