日下光

日下光（くさかひかる）氏は、1982年10月21日、宮城県仙台市青葉区で生まれました。バスケットボール選手として、そして指導者として活躍した人物です。

ポイントガードとしてコートを駆け巡った日下氏は、小学4年生からバスケットボールを始めます。仙台市立桜丘中学校を経て、新潟商業高校に進学。高校2年次にはインターハイで優勝を飾り、その実力を全国に示しました。

高校卒業後は日本大学に進学。全日本学生選手権で3位入賞、オールジャパンへの出場を果たすなど、大学バスケットボール界でも活躍しました。

2005年、bjリーグの仙台89ERSからドラフト1巡目指名を受け、プロ選手としてのキャリアをスタートさせます。ルーキーシーズンからプレイオフ進出に貢献するなど、チームの中心選手として活躍しました。2006-07シーズンには、ファン投票によってオールスターにも選出されています。

しかし、2011年3月、東日本大震災が発生。仙台89ERSの活動が一時停止されることになります。この状況を受け、日下氏は選手救済制度を利用し、京都ハンナリーズへレンタル移籍。背番号89をつけてプレーしました。

仙台89ERSの活動が再開された2011-2012シーズンにはチームへ復帰。以前と同じ背番号17をつけてコートに立ちました。

2012-2013シーズン終了後、日下氏はFA権を行使。89ERS時代の恩師である浜口炎氏が率いる京都ハンナリーズへ移籍。2017年、惜しまれつつも現役を引退しました。

長きにわたる選手生活に幕を下ろした日下氏ですが、バスケットボール界への貢献は続きます。引退後は、富士通レッドウェーブのコーチに就任。指導者として、新たなステージで活躍の場を広げました。

日下氏のバスケットボール人生は、高校時代のインターハイ優勝、大学での活躍、bjリーグでの活躍、そして東日本大震災を乗り越えた経験など、数々のドラマチックな出来事と、常に努力を続ける姿勢で彩られています。選手として、指導者として、バスケットボール界に多大な貢献を果たした日下光氏の功績は、これからも語り継がれていくことでしょう。

彼の活躍は、公式ブログ、X（旧Twitter）、Facebookなどから確認することができます。これらのプラットフォームを通じて、日下氏の人となりやバスケットボールへの情熱に触れることができるでしょう。

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