日放

株式会社日放：日本のテレビ番組制作を支える技術プロダクション

株式会社日放（英: NIPPO Co.,LTD.）は、1965年の設立以来、日本のテレビ番組制作を支える技術プロダクションとして、その地位を確立してきました。長年に渡る経験と高い技術力を持ち、多様なジャンルの番組制作に携わっています。

歴史と成長

1965年11月、資本金200万円で日放サービス株式会社としてスタートしました。その後、1970年11月に株式会社日放へ商号変更、1972年4月には資本金を1000万円に増資するなど、着実な成長を遂げてきました。1993年には本社を渋谷区千駄ヶ谷へ移転し、更なる発展への基盤を築きました。

幅広い技術と実績

株式会社日放は、テレビ番組制作における様々な技術分野を網羅しています。主な業務内容は以下の通りです。

スタジオ技術

多様な番組に対応できるスタジオ技術を提供しています。ニュース、報道、討論番組から、情報番組、ワイドショー、バラエティ、クイズ番組、音楽番組、ドラマまで、幅広いジャンルの番組制作をサポートしています。生放送番組から収録番組まで、高いクオリティと安定性で番組制作に貢献しています。

中継制作技術

スポーツ中継やイベント中継など、様々な現場に対応できる中継制作技術を提供しています。代表的な実績として、tvk（テレビ神奈川）の『tvkプロ野球中継 横浜DeNAベイスターズ熱烈LIVE』や『あっぱれ!KANAGAWA大行進』、テレビ朝日やtvkのスポーツ中継、スローVTR技術などが挙げられます。

ENG技術

迅速で柔軟な対応が求められるENG（Electronic News Gathering）技術にも対応しています。数々の番組制作に携わっており、その技術力は高く評価されています。代表的な実績として、『遠くへ行きたい』（読売テレビ・日本テレビ系）などがあります。過去の制作協力実績には、『D-BOYS BE AMBITIOUS』（テレビ東京）、『ザ!鉄腕!DASH!!「DASH村」』（日本テレビ）、『ハイビジョン・ワールドツアー完璧MAP』（BSフジ）、『ワールドビジネスサテライト特集コーナー』（テレビ東京）、『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』（ABC朝日放送・テレビ朝日系）など、視聴者に広く知られた人気番組が含まれています。

会社概要

日本のテレビ業界への貢献

株式会社日放は、長年にわたり培ってきた技術力と経験、そして高い信頼性を武器に、日本のテレビ番組制作業界に大きく貢献しています。今後も、最新の技術を取り入れながら、より高品質な番組制作を支援していくことでしょう。

関連企業

株式会社日放は、日テレ・テクニカル・リソーシズ（旧NTV映像センター）、スタジオアルタ、テイクシステムズ、共立などの企業と連携し、日本の放送業界を支えるエコシステムの一端を担っています。

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