日本の領土を守るため行動する議員連盟

日本の領土を守るため行動する議員連盟（領土議連）

日本の領土を守るため行動する議員連盟、通称「領土議連」は、日本の領土に関わる問題に取り組む、自民党を中心とした超党派の議員連盟です。2004年の結成以来、領有権を巡る問題や不法占拠といった課題に対し、様々な活動を展開しています。

取り組む課題

領土議連が主に取り組んでいるのは、以下の地域に関する問題です。

北方領土: ロシアによる占拠が続く北方領土の返還要求
尖閣諸島: 中国との間で領有権問題が浮上している尖閣諸島の防衛
竹島: 韓国による占拠が続く竹島の領有権主張

これらの地域は、日本の領土でありながら、近隣諸国との間で領有権を巡る紛争が絶えません。領土議連は、これらの問題に対し、政府への働きかけや世論喚起を通じて、日本の立場を明確にし、解決を目指しています。

主な活動内容

領土議連は、以下のような活動を通じて、領土問題の解決に取り組んでいます。

学習指導要領への働きかけ: 竹島や尖閣諸島に関する記述を充実させるよう、政府に働きかけを行っています。これは、次世代を担う子供たちに、正しい歴史認識と領土意識を育む上で不可欠であると考えているためです。
対馬における土地買収問題への取り組み: 韓国資本による対馬の土地買収問題に関心を寄せ、総会を開催して問題提起を行いました。また、一部議員が実際に現地を視察し、状況を把握しました。
尖閣諸島沖での慰霊祭: 尖閣諸島戦時遭難事件の慰霊祭を、尖閣諸島沖の洋上で実施しました。これは、領土問題に対する意識を高めるとともに、犠牲者の冥福を祈るためのものです。

その他の活動

上記以外にも、領土議連は、講演会やシンポジウムの開催、政府への政策提言など、多岐にわたる活動を通じて、領土問題の解決を目指しています。これらの活動を通じて、国民の領土意識を高め、政府の外交政策を後押しすることが、領土議連の重要な役割となっています。

組織とメンバー

領土議連は、超党派の議員で構成されており、会長をはじめとする役員が中心となって運営されています。過去には、新藤義孝議員が会長を務め、山谷えり子議員、原口一博議員、岩屋毅議員らが副会長を務めました。事務局長は松原仁議員が務め、顧問には武見敬三議員が名を連ねています。また、渡辺周議員、平沢勝栄議員、城内実議員、西田昌司議員、片山さつき議員らが幹事として活動していました。

過去には柏村武昭、玉澤徳一郎、森岡正宏、小島敏男、久間章生、中川義雄、椎名一保、山内俊夫、与謝野馨、松崎公昭、小泉俊明、向山好一、西川京子、西村眞悟、平沼赳夫、伊達忠一、左藤章、奥野信亮、桜田義孝などの議員が所属していました。

領土議連は、日本の領土を守るという共通の目標のもと、党派を超えて結束し、活発な活動を展開しています。領土問題の解決に向けた彼らの取り組みは、今後も注目されることでしょう。

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