日本カウンセリング学会

日本カウンセリング学会について


一般社団法人日本カウンセリング学会(にほんかうんせりんぐがっかい)は、1967年に設立された日本相談学会を源流として、日本国内におけるカウンセリングの全ての領域を対象にした唯一の学術団体です。この学会は、カウンセリングの専門家、研究者、教育者など約5,000人の会員を抱えており、それぞれがカウンセリングの研究、教育、実践に携わっています。

学会の役割


日本カウンセリング学会は、カウンセリングに関する知識や技術の普及を目的とした様々な事業を行っています。特に、学会は日本学術会議の協力学術研究団体であり、日本心理学諸学会連合の一員として、学際的な活動にも積極的です。これにより、各分野の専門家との連携を深め、カウンセリングの質の向上を目指しています。

認定カウンセラー制度


本学会は日本カウンセリング学会認定カウンセラー制度を運営しており、通称「認定カウンセラー」として知られる資格を提供しています。この資格は、カウンセリングの専門的な知識や技術を持つことを認めるもので、一定の基準を満たした専門家に授与されます。また、准認定カウンセラーの資格もあり、より多くの人々がカウンセリングに関与できるような環境を整えています。

事業内容


日本カウンセリング学会の主な活動には、以下のものがあります:
  • - カウンセリングに関する研究発表会や学術講演会の開催
  • - 研修会や調査研究の実施
  • - 学会誌や会報、または学術図書や資料の出版
  • - 認定カウンセラー及び准認定カウンセラーの資格認定と研修
  • - その他、カウンセリング関連の事業や情報発信

これらの事業を通じて、会員のスキル向上を図り、カウンセリングの質を高めることを目指しています。

学会誌


学会の機関誌「カウンセリング研究」(Japanese Journal of Counseling Science)は、カウンセリングに関する研究成果や実践事例を発表するための重要な場となっており、会員にとって貴重な情報源です。

支部会


日本カウンセリング学会では、地域ごとの支部会も設置されています。主な支部としては、以下のものがあります:
これらの支部は地域におけるカウンセリング活動を推進し、地域社会との関係を深めています。

まとめ


日本カウンセリング学会は、カウンセリング分野の発展と専門家のサポートを行っている組織であり、今後も多様な活動を通じて、カウンセリングの重要性を訴え続けていくことでしょう。

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