日本ゴム協会

一般社団法人日本ゴム協会について

一般社団法人日本ゴム協会（The Society of Rubber Science and Technology, Japan）は、ゴムに関する科学技術の進歩を目的として活動している日本の学術団体です。1927年の設立以来、ゴムの研究開発、技術交流、人材育成などを通して、日本のゴム産業の発展に大きく貢献してきました。

協会の概要

本部所在地: 〒107-0051 東京都港区元赤坂1-5-26 東部ビル1F
会長: 竹中 幹人 （京都大学）

沿革

日本ゴム協会の歴史は、1927年に関西で設立された日本護謨協会（旧組織）に遡ります。その後、1928年には関東で東京護謨懇話会が設立されました。1930年には東京護謨懇話会が護謨協会に名称を変更し、1932年1月31日に日本護謨協会（旧組織）と護謨協会が統合し、新たな日本護謨協会として発足しました。その後、1937年3月に社団法人化、1944年1月に現在の日本ゴム協会に名称が変更され、2012年4月には一般社団法人に移行しました。

活動内容

日本ゴム協会は、ゴムに関する以下のような幅広い活動を行っています。

研究調査・技術開発: ゴムの基礎研究から応用研究まで、幅広い分野の研究調査や技術開発を推進しています。
年次大会: 年に一度、ゴムに関する最新の研究成果を発表する年次大会を開催しています。
夏期講座: ゴムに関する知識や技術を学ぶための夏期講座を開講しています。
エラストマー討論会: ゴム材料であるエラストマーに関する専門的な討論会を開催しています。
機関誌「日本ゴム協会誌」: ゴムに関する最新の研究論文や技術情報などを掲載した機関誌を発行しています。
専門書の編纂: ゴムに関する専門的な知識をまとめた書籍を編纂しています。

日本ゴム工業会との違い

日本ゴム協会は、個人会員と法人会員で構成される学術団体であり、ゴムに関する科学技術の発展を主な目的としています。一方、日本ゴム工業会は、ゴム産業に携わる法人会員のみで構成される業界団体であり、日本のゴム産業の発展を主な目的としています。

両団体は、同じ建物内に事務所を構えていますが、活動内容や会員構成が異なります。

外部リンク

* 一般社団法人日本ゴム協会

日本ゴム協会は、ゴムの科学技術の発展とゴム産業の発展のために、今後も積極的に活動を続けていくと考えられます。

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