日本ピアノ教育連盟

公益財団法人日本ピアノ教育連盟について

公益財団法人日本ピアノ教育連盟（Japan Piano Teachers Association）は、日本のピアノ音楽の発展と、次世代のピアニスト育成を目的とした全国組織です。ピアニストやピアノ教育者など、ピアノに関わる人々が互いに協力し、ピアノ音楽の普及・振興に尽力しています。

概要

この連盟は、ピアノ教育者を中心に構成されており、会員相互の研鑽の場として、またピアノ音楽の発展を牽引する存在として活動しています。主な活動としては、セミナーやコンクールの開催、会員向けの教育・研究資料の提供などがあります。特に、設立当初から毎年開催されているピアノ・オーディションや全国研究大会は、連盟の重要な事業として位置づけられています。

歴史

1984年、著名なピアニストである安川加壽子氏が初代会長となり、連盟が設立されました。同年には、第1回ピアノ・オーディションが開催され、連盟の活動が本格的にスタートしました。

翌1985年には、東京上野学園にて第1回全国研究大会が開催され、ピアノ教育に関する研究や情報交換の場が設けられました。

1987年には、日本学術会議の学術研究団体として登録され、その活動が学術的にも認められることとなりました。

1993年には、会員数が3000人を突破し、ピアノ教育者の間で連盟の存在が広く認知されるようになりました。

1997年には、安川加壽子氏の功績を記念し、第1回安川加壽子記念コンクールが開催されました。このコンクールは、才能ある若手ピアニストの発掘・育成を目的としています。

2001年には、文部科学大臣より財団法人の設立許可を受け、より公益性の高い組織として活動することになりました。

2002年からは、ピアノ教育セミナーを開始し、会員のスキルアップや情報共有に力を入れています。

活動内容

ピアノ・オーディション: 若手ピアニストの才能を発掘し、育成を支援するオーディションを毎年開催。
全国研究大会: ピアノ教育に関する研究発表や情報交換を行う場を提供。
安川加壽子記念コンクール: 若手ピアニストのためのコンクールを開催し、才能ある人材を育成。
ピアノ教育セミナー: ピアノ教育者のスキルアップや最新情報を共有するセミナーを開催。
会員向け資料提供: 教育や研究に役立つ資料を提供。

所在地

東京都千代田区飯田橋4-4-8東京中央ビル403号に事務局を置いています。

関連情報

ピアニスト
安川加壽子
公益財団法人

外部リンク

* 公益財団法人日本ピアノ教育連盟


公益財団法人日本ピアノ教育連盟は、ピアノ音楽の発展と次世代のピアニスト育成のために、今後も活発な活動を続けていくことが期待されます。

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