日本公衆衛生学会

一般社団法人日本公衆衛生学会は、1947年（昭和22年）に設立された、日本の公衆衛生分野における主要な学会の一つです。8,000人を超える会員を有し、公衆衛生の発展と向上に貢献しています。

概要

設立: 1947年（昭和22年）
事務局: 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-29-8 公衛ビル
総会: 年1回開催
機関誌: 「日本公衆衛生雑誌」（月1回発行）
地方会: 各地方において総会を開催
会費: 年会費8,000円

特徴

日本公衆衛生学会は、学術研究の推進、知識の普及、人材の育成などを通じて、公衆衛生の向上に寄与することを使命としています。総会や地方会での研究発表、機関誌「日本公衆衛生雑誌」の発行などを通じて、会員間の情報共有や学術交流を促進しています。

たばこのない社会の実現に向けた行動宣言

同学会は、たばこ対策にも積極的に取り組んでいます。2003年（平成15年）10月22日には、当時の理事長名で「たばこのない社会の実現に向けた行動宣言」を発表しました。この宣言は、以下の基本方針に基づいています。

1. 会員等の禁煙を推進する。
2. 学会及び関係機関が管理・運営する区域の禁煙を推進する。
3. たばこ産業等との共同研究等は実施しない。
4. たばこ対策に関する実践と研究に関する発表を推進（奨励）する。
5. 学校・地域・職域等の連携により、たばこ対策の実践活動を推進する。

この行動宣言は、同学会のたばこ対策に対する強い意志を示すものです。学会は、禁煙の推進、受動喫煙防止、たばこ産業との連携拒否など、具体的な措置を通じて、たばこのない社会の実現を目指しています。

関連事項

公衆衛生に関わるさまざまな分野が、同学会の活動と深く関わっています。

公衆衛生
疫学
医療
福祉
感染症、伝染病
スマートミール
森永ヒ素ミルク中毒事件

外部リンク

日本公衆衛生学会
* 日本公衆衛生協会

日本公衆衛生学会は、公衆衛生の向上に不可欠な役割を果たしています。学術的な活動のみならず、社会的な課題にも積極的に取り組み、人々の健康と福祉に貢献しています。

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