日本共産党第26回大会

日本共産党第26回大会について

日本共産党第26回大会は、2014年1月15日から18日まで静岡県熱海市にある伊豆学習会館で開催されました。この大会は、2010年以来4年ぶりとなるもので、前年度に行われた東京都議会選挙や参議院議員通常選挙においての党の躍進を受けてのものでした。

大会の主な内容

大会では、志位和夫委員長が過去の出来事に触れ、特に前年の12月に安倍晋三首相が靖国神社を参拝したことを厳しく批判しました。志位委員長は「国民の声に背く安倍政権に未来はない」と述べ、政府に対する強い対立姿勢を示しました。加えて、彼は「暴走と正面から対決する」という決意を表明し、自共対決の重要性を強調しました。

役員人事の変更

大会の結果、中央委員会は163名、准中央委員会は45名から成る198人の第26期中央委員会を新たに編成し、役員人事が決定されました。幹部会委員長として志位和夫が再任されたことが発表されました。また、市田忠義が務めていた書記局長の職は、彼の加齢を考慮し、山下芳生が新たに就任することとなりました。市田忠義は幹部会副委員長に移行する形での役職変更でした。

書記局長の交代は、2000年11月の第22回大会以来約13年ぶりのことです。山下芳生はその後、2016年に行われた第5回中央委員会総会において持病の腎臓病を理由に書記局長を辞任し、小池晃が後任として選出されました。

不破哲三の再任

さらに、大会の中で不破哲三が常任幹部会委員に再任されたことも注目されました。彼は議長を退任してから8年が経過しており、再び党内で重要な役割を担うこととなりました。

まとめ

この大会は、日本共産党にとって新しい一歩となる重要な場であり、志位和夫委員長の強いリーダーシップのもと、党内の統一性を高めることを目指しました。安倍政権に対する厳しい見解と、自らの路線をより明確にする姿勢が印象的であり、今後の党の動きに大きな影響を与えることが期待されています。今回の大会の成果は、党の活動と政策に反映され、さらなる発展を目指すことに寄与することでしょう。

外部リンク

• - 第26回党大会│党紹介│日本共産党中央委員会

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