日本歯科技工学会

一般社団法人日本歯科技工学会

一般社団法人日本歯科技工学会（NADT）は、歯科技工学を専門に扱う学術団体です。この団体は、1979年に日本歯科技工士学会として設立され、その後1985年に現名称に変更されました。学会は日本国内の歯科技術の発展と向上を目的として、様々な取り組みを行っています。現在の会長は山鹿洋一氏です。

本部及び支部

日本歯科技工学会の本部は、東京都豊島区の駒込TSビル内にある財団法人口腔保健協会の4階に位置しています。学会には、各地域ごとに設置された支部も存在し、以下の6つの支部で構成されています。

• - 北海道・東北支部
• - 関東支部
• - 東海・北信越支部
• - 近畿支部
• - 中国・四国支部
• - 九州・沖縄支部

各支部は地域の歯科技工士との連携を深め、地元の技術や知識の向上に寄与しています。

学会誌

日本歯科技工学会は、科学的な交流を促進するために年に2回、学会誌『日本歯科技工学会雑誌』を発行しています。この雑誌は、学術的な研究や技術記事をまとめたもので、ISSNは0914-7713、全国書誌番号は00070532です。

専門認定と学会賞

学会では、日本歯科技工学会認定士の資格を募集しており、専門知識や技術の認定を行っています。さらに、優れた研究や実践的な技術を評価し、優秀研究論文賞や優秀臨床技工術式論文賞といった学会賞も設けています。これにより、会員たちのモチベーションの向上を図り、業界全体の水準を引き上げることを目指しています。

大会および加盟団体

学会は、年次大会や専門的な研修会も開催し、情報共有やネットワーキングの機会を提供しています。また、日本歯学系学会協議会に加盟し、歯科学の進展に寄与する活動を行っています。これにより、他の関連団体とも連携し、歯科技工学の研究や実践を促進する体制を整えています。

参考情報

日本歯科技工学会は、歯学、歯科技工学、歯科技工士に関する多くの分野と密接に関連しています。今後も学会は、歯科医療における技術革新や研究の進展に貢献することで、歯科技工士の地位向上を図っていく所存です。

外部リンク

• - 日本歯科技工学会

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