日本物流団体連合会

一般社団法人日本物流団体連合会 (物流連)

概要

一般社団法人日本物流団体連合会（略称：物流連、英文名称：Japan Association for Logistics and Transport、JALoT）は、日本の物流業界をリードする業界団体です。1991年7月8日に設立され、国土交通省所管として、日本の物流業界の発展に貢献しています。

東京都千代田区霞が関に拠点を置き、陸運、海運、航空、倉庫、フォワーダーなど、多様な物流分野の事業者団体が加盟しています。多様な物流事業者間の連携強化を図り、業界全体の効率化や安全性の向上、そして持続可能な発展を目指した活動を展開しています。

活動内容

物流連は、会員相互の連携強化を通じて、日本の物流業界全体の活性化を図るため、幅広い活動を展開しています。主な活動内容としては、以下の様なものがあります。

政策提言:政府や関係機関に対して、物流業界を取り巻く課題に関する政策提言を行い、業界全体の利益となる政策実現を目指しています。具体的には、物流インフラ整備、規制緩和、環境問題への対応などに関する提言を行っています。
業界情報の収集と発信:物流業界に関する最新の動向や情報を収集し、会員企業に提供することにより、企業経営の効率化を支援しています。また、業界全体の課題や将来展望に関する情報を広く発信し、社会全体への理解促進に努めています。
人材育成:物流業界の未来を担う人材育成にも力を入れています。セミナーや研修会などを開催し、物流に関する専門知識やスキル向上を支援しています。若手社員の育成にも積極的に取り組んでいます。
国際連携:国際的な物流ネットワーク構築のため、海外の物流関連団体との連携強化にも取り組んでいます。国際的な物流動向の把握や情報交換を通じて、グローバルな視点からの政策提言や業界の発展に貢献しています。
* 安全管理:物流業界における安全性の向上は、物流連の重要な活動項目の一つです。安全運転や作業に関する教育・研修、事故防止のための情報共有、安全基準の策定など、多角的な取り組みを行っています。

組織構成

物流連は、多くの物流事業者団体が加盟する業界団体です。それぞれの事業分野の代表的な団体が参加し、それぞれの専門性を活かしながら、業界全体の課題解決に取り組んでいます。そのため、多様な視点を取り入れ、バランスのとれた政策提言や業界活動が展開されています。

今後の展望

日本経済の活性化には、効率的で安全な物流システムが不可欠です。物流連は、今後益々高度化していく物流業界のニーズに対応するため、時代の変化を的確に捉え、柔軟で迅速な対応を心がけ、常に業界の先頭に立って活動を展開していきます。持続可能な物流システムの構築を目指し、社会貢献に尽力していきます。

所在地

〒100-0013 東京都千代田区霞が関三丁目3番3号

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