日本経済社

株式会社日本経済社

株式会社日本経済社は、日本経済新聞社グループの中核を担う総合広告会社です。その歴史は、第二次世界大戦下の新聞統制という時代背景から始まりました。

歴史

1942年、戦時体制下で新聞の統合が進められ、中外商業新報を存続会社として経済関連の新聞社が統合し、日本経済新聞が誕生しました。この日本経済新聞の専属広告代理店として設立された「工業社」が、日本経済社の前身です。

1948年9月には、工業社から株式会社日本経済社へと社名を変更。その後、1955年9月には日本経済新聞の案内広告欄の新設に伴い、同欄の広告を一手に取り扱うこととなり、日経案内広告の基礎を築きました。

1961年9月には、日本経済新聞の読者層を調査する「リーダーシップ・サーベイ」を実施し、広告業界内外から注目を集めました。

2014年1月には、（株）日経広告、（株）東日本日経社と経営統合を行い、組織を強化。2017年11月には、創業75周年を迎えました。

2022年4月には、初のメディア事業として注文住宅情報サイトの運営を開始し、事業領域を拡大。同年8月には、本社を東京都港区赤坂に移転し、同年11月には創業80周年を迎えました。

事業内容

現在、日本経済社は、企業のIR（投資家向け広報）支援、インターネットによる経済情報有料配信サービス「日経テレコン21」、住宅展示場の運営、通信販売など、多岐にわたる事業を展開しています。

日本経済広告社との違い

日本経済新聞社グループには、日本経済社の他に日本経済広告社という広告代理店も存在します。日本経済社は日経グループの中核総合広告会社であることを標榜しており、資本関係においても日本経済社の方がより強固な立場にあります。社名が類似しているため、日本経済社は「日経社」、日本経済広告社は「ADEX」（アデックス）という略称をそれぞれ使用し、区別を図っています。

関連情報

日本経済社（日経社）
日経社通販歳時記
* 日経社ハビタ21

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