日本自動車リース協会連合会

一般社団法人日本自動車リース協会連合会（JALA）の概要

一般社団法人日本自動車リース協会連合会（JALA）は、日本の自動車リース業界を代表する団体です。迅速かつ的確な情報提供を会員に行い、業界全体の意見をまとめ、関係省庁への働きかけを通して、業界の発展に貢献しています。

JALAの主な活動

JALAは、自動車リース業界の健全な発展を目指し、多岐にわたる活動を展開しています。主な活動内容は以下の通りです。

関係省庁への働きかけ: リース業界を取り巻く法制度や規制に関する意見を関係省庁に提言し、業界にとってより良い環境づくりを目指しています。具体的な成果としては、個人リースの解禁、リース&レンタル解禁、行方不明リース車の抹消登録手続きの確立、トラックやタクシーのメンテナンスリース解禁、軽自動車に関する手続きの整備、自動車リサイクル料金の一括照会と一括納付制度の導入、大量所有者（リース車両）の移転・変更登録の特例措置の実施などが挙げられます。これらの取り組みは、リース業界のビジネス環境を大きく改善し、業界の成長を促しました。

研修会・説明会・ワークショップの開催: 会員企業の従業員向けに、自動車リースに関する専門知識やスキル向上のための研修会などを開催しています。基礎コースに加え、中堅層向けの研修会も実施されており、会員企業のレベル向上に貢献しています。これらの研修会は、業界全体のスキル向上に寄与し、顧客へのより質の高いサービス提供を可能にしています。

委員会・専門部会活動: さまざまな専門分野の委員会や部会を設置し、業界課題の解決策を検討したり、将来に向けたビジョンを策定したりしています。これらの活動を通して、業界全体の課題解決に積極的に取り組んでいます。

関連団体との交流・連携: 他の業界団体との連携を強化し、情報交換や共同事業などを推進しています。連携を通して、業界を超えた視点を取り入れ、より広い視野で業界の発展を模索しています。

会員連絡会: 会員同士の交流を促進し、情報共有や意見交換の場を提供しています。会員間の連携を強化することで、業界全体の結束力を高めています。

機関誌や専門誌などの出版: 自動車リースに関する情報を掲載した機関誌や専門誌を発行し、会員企業に役立つ情報を提供しています。これらの出版物は、会員企業の業務効率向上に役立っています。出版物には、『自動車リース標準約款（法人用・個人用）』『自動車リースの会計税務マニュアル』『自動車リース統計』『自動車リーステキスト』『自動車リース保険Q&A』『カーリースQ&A』『新リース会計基準及びリース税制の概要』『リース税制の概要』『行方不明リース車の抹消登録』などがあります。これらの資料は会員限定で販売されています。

JALAの会員

JALAには、正会員として全国各地の自動車リース協会が加盟しています。また、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、ダイハツ工業株式会社などの自動車メーカーも特別会員として参加しています。

JALAの活動による業界への貢献

JALAの活動は、日本の自動車リース業界の発展に大きく貢献しています。関係省庁との緊密な連携による制度改革、会員への情報提供、業界全体のレベル向上など、多角的な取り組みが、リース業界の健全な発展を支えています。