日本賃貸住宅管理協会

公益財団法人日本賃貸住宅管理協会

公益財団法人日本賃貸住宅管理協会（略称：日管協）は、賃貸住宅における経営管理の普及・推進を目的とした業界団体です。協会は、入居者や家主を含む国民全体の利益を考え、賃貸住宅市場の健全な発展を目指しています。本部は東京都千代田区丸の内に所在し、全国に13ブロック、47都道府県に支部を持つという広範な組織です。

概要

本部の所在地は、100-0005 東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー18階です。会員は協会の理念に賛同する法人または個人であり、現在会員数は2,000社を超えています。

沿革

協会の歴史は1991年にさかのぼります。全国賃貸管理業協会（全管協）が設立された後、1992年には賃貸住宅管理業協会（住管協）が設立されました。1995年には全管協と住管協が統合され、日本賃貸住宅管理業協会が誕生しました。しかし2001年にはこの協会は解散を迎え、新たに「財団法人日本賃貸住宅管理協会」が設立されました。さらに2012年には公益法人制度改革によって、内閣府から認定を受け「公益財団法人日本賃貸住宅管理協会」へと移行しました。

目的と役割

協会は、賃貸住宅が住環境の安定と向上に果たす重要な役割に注目し、職業としての賃貸住宅の運営・管理業務を専門的に確立・普及させることを目的としています。これにより、賃貸住宅市場の整備・発展を図り、国民生活の向上に貢献します。

具体的には、以下のような役割を果たしています：
1. 安全で明確な取引を実現する適正ルールの策定
2. 市場データや空室率などの情報集積と指標作成
3. 賃貸条件や管理業務の標準化に向けた作業
4. 良質な賃貸住宅や健全な管理会社を認定し表彰
5. 高い専門知識を持った専門家の育成
6. 法制度や賃貸手法に関する研究
7. IT化や国際化、少子高齢化に関連した研究
8. 会員間の情報共有と資質向上を促進
9. 管理会社の業務の透明性と経営の安定化を支援
10. 協会の活動を通じた社会貢献

これらの活動を通じて、日本賃貸住宅管理協会は賃貸住宅市場の信頼性向上や、入居者の安心した住環境の確保に向けて日々努めています。業界の未来を見据えた取り組みを行い、関連分野での専門的な知識の普及にも力を入れています。これからも協会は、賃貸住宅業界の発展に寄与しながら、広く社会全体に貢献することを目指していくでしょう。

外部リンク

• - 公益財団法人日本賃貸住宅管理協会
• - Facebook
• - みんなの賃貸管理ちゃんねる - YouTubeチャンネル

法人番号: 8010005018789

もう一度検索