日本遊技関連事業協会

一般社団法人日本遊技関連事業協会

一般社団法人日本遊技関連事業協会（略称：日遊協）は、1989年7月に設立され、パチンコ・パチスロ産業界の公益法人としてスタートしました。2014年4月には法人形態を一般社団法人に変更し、より広範な活動が可能となりました。東京都中央区新川に位置するこの団体は、ホールや遊技機メーカー、販売商社、設備機器メーカー、景品卸など、遊技業に関連する多様な企業がメンバーとなっており、その数は多岐にわたります。

日遊協の主な目的は、業界の「健全化」「近代化」「適正化」、そして「社会的地位の向上」にあります。これらの目標を実現するために、様々な対策や活動を通じて業界全体の発展を支援しています。

活動内容

日遊協では、活動の中心として、会長の諮問機関と位置づけられた常設の専門委員会が設けられています。この委員会では、パチンコ・パチスロ産業に関するさまざまな課題や今後の展望について議論が行われています。加えて、特定の目的に応じてプロジェクトチーム（PT）が随時設置され、業界課題に迅速に対応できる体制を整えています。委員会の会議は原則として月に1回行われ、現状の分析や問題解決に向けた意見交換が活発に行われています。

役員と組織体制

日遊協の運営は、選出された役員たちによって行われており、各メンバーがそれぞれの専門性を活かしながら組織の目的達成に向けて協力しています。役員は、業界の各セクターから選ばれ、全体の意見をまとめたり、方針を決定したりする重要な役割を担っています。また、役員以外にも、多様な専門知識を持つ委員たちが集まり、業界の発展に寄与するための意見を出し合っています。

関連団体

日遊協は、他の関連団体とも連携を取りながら活動を行っています。例えば、全日本遊技事業協同組合連合会（通称：全日遊連）は全国にあるパチンコホールを代表する組織であり、日本遊技機工業組合（日工組）や日本電動式遊技機工業協同組合（日電協）など、各種メーカーと密に連携しています。これにより、業界全体の調和が保たれ、健全な発展が図られています。

まとめ

一般社団法人日本遊技関連事業協会は、パチンコ・パチスロ業界の持続可能な成長を目指し、さまざまな活動を展開しています。業界の健全化、近代化、適正化を志向し、参加企業の市民的地位向上にも寄与するこの団体は、今後も業界のリーダーとして重要な役割を果たしていくことでしょう。

もう一度検索