全日本遊技事業協同組合連合会

全日本遊技事業協同組合連合会について

全日本遊技事業協同組合連合会（略称：全日遊連）は、1992年1月16日に設立された、全国のパチンコホールを代表する協同組合の連合体です。この組織は、中小企業等協同組合法に基づき、日本国内での合法的な遊技業の発展および健全化を目的として活動しています。全日遊連は、内閣総理大臣の認可を受け、国家公安委員会や警察庁の管理下にあります。

位置と組織

全日遊連の本部は、東京都新宿区市ヶ谷左内町に位置しており、遊技会館の1階にあります。この会館は、遊技業界に関する会合やイベントの会場としても利用されており、業界関係者が集まる重要な拠点となっています。理事長には阿部恭久氏が就任しており、組織の運営を指揮しています。

役割と目的

全日遊連は、パチンコ業界全体の振興を図ることを目的としており、その活動は多岐にわたります。業界の安全性や公正性を確保するため、各種ガイドラインや規則の策定、遵守を促したり、業界のルールに関する啓発活動を行っています。さらに、パチンコの利用促進や新たなビジネスモデルの開発に向けた取り組みも行っています。

関連団体

全日遊連は、他の遊技関連団体とも連携を強化しています。例えば、MIRAIぱちんこ産業連盟は、大型チェーン店が加盟する業界団体として著名です。また、日本遊技関連事業協会（日遊協）は、パチンコ・パチスロに関連するさまざまな企業が加盟することで業界の協力体制を築いています。加えて、日本遊技機工業組合（日工組）や、日本電動式遊技機工業協同組合（日電協）などの機器メーカー同士の組合も重要な役割を果たしています。

健全な産業の推進

遊技産業の健全化を進めるために、全日遊連は「遊技産業健全化推進機構」を通じて、業界のモラル向上や景品の取り扱いに関する基準の設定など、様々な努力を重ねています。これにより、法令遵守を促進し、消費者が安心して遊技を楽しむ環境作りを行っています。

まとめ

全日本遊技事業協同組合連合会は、パチンコ業界の代表的な組織としての役割を果たしつつ、関連団体と連携しながら産業の健全な発展に寄与しています。今後も、パチンコ業界における重要な立場として、持続可能なビジネスモデルの構築や社会的責任の遂行に努めていくことでしょう。

公式ウェブサイトには、関心のある方々に向けた最新情報や業界ニュースが掲載されており、パチンコについての理解を深めるための貴重な情報源となっています。

もう一度検索