日渡早紀

日渡早紀について

日渡早紀（ひわたり さき）は、1961年7月5日に神奈川県川崎市で生まれた日本の漫画家です。血液型はB型で、彼女の創作活動は1980年代から始まりました。代表作として広く知られているのは『ぼくの地球を守って』で、これは日本の少女漫画の中でも特に人気のある作品となっています。

来歴

日渡の実家は書店であり、幼少期から文学や漫画に親しむ環境に育ちました。1981年、彼女は白泉社主催の第6回アテナ大賞で「魔法使いは知っている」が第2席を受賞。その後、この作品は1982年に『花とゆめ』第4号に掲載され、鮮やかなデビューを飾ります。この作品は彼女の早紀シリーズの第一話に位置付けられています。

作品リスト

日渡早紀の作品は多岐にわたります。彼女の主要な漫画シリーズは以下の通りです。すべての作品は主に白泉社から刊行されています。

早紀シリーズ（1982年 - 1985年）

初期の代表作で、全2巻の単行本と1巻の文庫版があります。単行本には『星は、すばる。』や『無限軌道』が含まれています。

アクマくんシリーズ（1982年 - 1986年）

このシリーズは、全7巻の単行本と4巻の文庫版を収めています。代表的な単行本には『アクマくんにお願い』や『アクマくん ぼくは天使になりたい』があり、特に青年層から高い支持を受けました。

記憶鮮明シリーズ（1984年 - 1999年）

全2巻の単行本と1巻の文庫版からなるこのシリーズも彼女の重要な作品の一つです。

ぼくの地球を守って（1986年 - 1994年）

この作品は、全21巻の単行本、全12巻の文庫版、さらに全10巻の愛蔵版が刊行されるなど、長きにわたり多くの読者に愛され続けているシリーズです。

その他の作品

• - 未来のうてな（1994年 - 1999年）：全11巻の単行本、5巻の文庫版が展開されました。
• - 宇宙なボクら!（1999年 - 2001年）：全4巻の単行本、2巻の文庫版があります。
• - GLOBAL GARDEN（2001年 - 2005年）：全8巻の単行本と4巻の文庫版。
• - ボクを包む月の光 ─ぼく地球（タマ）次世代編─（2003年 - 2015年）：全15巻の単行本が刊行。
• - ぼくは地球と歌う ─ぼく地球（タマ）次世代編II─（2015年 - 現在）：2024年7月5日現在、単行本は既刊9巻です。

日渡早紀の作品は、個性豊かなキャラクターと深いテーマ性が魅力であり、世代を超えて支持を得ています。彼女の漫画は、ただのエンターテインメントに留まらず、感情や思考を刺激し、読者に深い感銘を残します。今なお新しい作品に取り組んでいる日渡の今後の活動にも注目が集まっています。

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