日置市コミュニティバス

日置市コミュニティバス

日置市コミュニティバスは、鹿児島県日置市が運行するコミュニティバスの総称です。市内4地域で10系統のバスが運行されており、地域住民の生活を支える重要な交通手段となっています。また、本記事では、伊集院・吹上地域で運行されている乗合タクシーについても詳しく解説します。

概説

日置市コミュニティバスは、伊集院地域、東市来地域、日吉地域、吹上地域の4地域で運行されています。各地域で運行系統が異なり、以下の通りです。

伊集院地域：1系統
東市来地域（愛称「こけけバス」）：2系統
日吉地域（愛称「ふれあいバス」）：4系統
吹上地域：3系統

これらのバスは、地域住民の日常生活における移動手段を確保し、地域間の連携を強化する役割を担っています。

沿革

日置市コミュニティバスの歴史は、各地域での運行開始に遡ります。

1997年8月：日吉町内循環バス「ふれあいバス」が運行開始
2000年6月：吹上町内循環バス「吹上町コミュニティバス」が運行開始
2004年8月：東市来町循環バス「こけけバス」が運行開始
2005年5月：旧4町（伊集院町、東市来町、日吉町、吹上町）との新設合併に伴い、各町のコミュニティバスが日置市コミュニティバスとして引き継がれる
2006年8月：伊集院地域コミュニティバスが運行開始
2011年4月：伊集院地域と吹上地域の一部系統を休止し、乗合タクシーの運行で代替

このように、日置市コミュニティバスは、地域の変遷とともに発展してきました。

系統一覧

コミュニティバス

伊集院地域

系統：市街地循環線（毎日運行、ただし第2・4火曜日は運休） - 1日5便
運賃：15歳以上100円（いわさきICカード・RapiCa利用可）、中学生以下および各種障害者手帳提示者は無料
運行主体：鹿児島交通（使用車両：日野レインボー）

東市来地域「こけけバス」

系統：
湯之元 - 高山線（火・木・土運行） - 1日2往復
湯之元 - 上市来線（月・水・金運行） - 1日2往復
運賃：15歳以上100円（いわさきICカード・RapiCa利用可）、中学生以下および各種障害者手帳提示者は無料
運行主体：鹿児島交通（使用車両：いすゞジャーニー）

日吉地域「ふれあいバス」

系統：
日吉支所 - 田平経由永吉麓（月・水・金：1日2便、火：1日3便）
並松十字路 - 日吉支所（月～木：1日1便、金：1日2便）
市民病院 - 松山（月～木：1日2便、金：1日3便）
永吉麓発田平経由 - 日吉支所（月・水・金：1日1便、火：1日2便）
土・日曜日全便運休
運賃：15歳以上100円（いわさきICカード・RapiCa利用可）、中学生以下および各種障害者手帳提示者は無料
運行主体：鹿児島交通

吹上地域コミュニティバス

系統：
永吉 - 小野線（月・木運行） - 1日2往復
坊野 - 永吉線（火・金運行） - 1日2往復
伊作 - 永吉線（水・土運行） - 1日2往復
祝日は運休
運賃：15歳以上100円（いわさきICカード・RapiCa利用可）、中学生以下および各種障害者手帳提示者は無料
運行主体：鹿児島交通

乗合タクシー

伊集院地域

系統：
上神殿線（月・木運行） - 1日2往復
中川・郡線（火・金運行） - 1日2往復
竹之山・土橋線（月・木運行） - 1日2往復
上・下方眼線（火・金運行） - 1日2往復
恋之原線（月・木運行） - 1日2往復
久木野々線（火・金運行） - 1日2往復
運賃：1便300円（各種障害者手帳提示者は100円引き）
運行委託：伊集院タクシー、吉村タクシー、ひまわり交通の3社が路線ごとに担当（4か月ごとに交代）

吹上地域

系統：
平鹿倉・湯之元線（月・木運行） - 1日2往復
日添・田之尻線（月・木運行） - 1日2往復
藤元・野首線（火・金運行） - 1日2往復
和田線（月・木運行） - 1日2往復
坊野・田尻線（火・金運行） - 1日2往復
運賃：1便300円（各種障害者手帳提示者は100円引き）
運行委託：内田タクシー、湯の浦タクシーの2社が路線ごとに担当（半年ごとに交代）

関連項目

九州地方の乗合バス事業者
乗合タクシー
鹿児島交通
日本のコミュニティバス一覧

外部リンク

日置市コミュニティバス - 日置市公式サイト
乗合タクシー（伊集院・吹上地域） - 日置市公式サイト

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