早房長治

早房長治について

早房長治（はやぶさ ながはる）は、1938年1月19日に北海道で生まれた日本のジャーナリストであり、政治経済評論家です。東京大学教養学部を卒業後、朝日新聞社に入社し、経済部次長、論説委員、編集委員などを歴任しました。新聞社退職後は、地球市民ジャーナリスト工房を設立し、代表として活動する傍ら、株式会社チャンネルジェイの設立にも参画するなど、ジャーナリストとして多岐にわたる活動を続けています。また、日本ネットジャーナリスト協会の理事も務めています。

経歴

早房氏は、東京都立新宿高等学校を経て、1961年に東京大学教養学部を卒業しました。同年、朝日新聞社に入社し、経済部でキャリアをスタート。1982年には経済部次長に昇進し、その後、論説委員、編集委員を歴任しました。1998年に朝日新聞社を退職後、地球市民ジャーナリスト工房を設立し、代表として活動を開始。ジャーナリストとしての活動を続けながら、株式会社チャンネルジェイの設立にも関与し、日本ネットジャーナリスト協会の理事も務めています。

著書

早房氏は、ジャーナリスト、政治経済評論家として、数多くの著書を執筆しています。主な著書として、以下のようなものがあります。

『異議あり税制改革』(朝日新聞社, 1987)
『国富みて民貧し 「真の豊かさ」への挑戦』(徳間書店, 1988)
『税制こそ国家の背骨 歪んだ改革、民主国家の質を問う』(徳間書店, 1989)
『「欧州合衆国」ができる日 東欧・EC統合への展望』(徳間書店, 1990)
『「世界合衆国」への構想 米ソ没落後の日本の選択』(徳間書店, 1991)
『アジアはこれからどうなるか 日本の将来を決めるアジアの衝撃』(ダイヤモンド社, 1994)
『大蔵省改造計画 これは「霞が関改革」の始まりである』(ダイヤモンド社, 1996)
『新しい国の形 政治と経済の形』(ウェッジ, 2000)
『だれが粉飾決算をつくるのか』(廣済堂出版, 2001)
『この国の処方箋』(ウェッジ, 2002)
『恐竜の道を辿る労働組合』(緑風出版, 2004)
『企業スキャンダルと監査法人 なぜ不祥事は続発するのか』(彩流社, 2006)
『私は世界一素晴らしい第二の人生を送った 玉生道経画家に転身した元官僚』(彩流社, 2008)
『現在窮乏、将来有望 評伝全日空を創った男美土路昌一』(プレジデント社, 2009)
『監査法人を叱る男 トーマツ創業者・富田岩芳の経営思想』(プレジデント社, 2010)
『村山龍平 新聞紙は以て江湖の輿論を載するものなり』(ミネルヴァ書房・ミネルヴァ日本評伝選, 2018)

これらの著書から、早房氏が税制、政治、経済、国際関係、企業倫理など、幅広いテーマに関心を抱き、積極的に発言していることがわかります。特に、税制改革、官僚制度改革、企業不正問題など、現代社会が抱える課題に対して、鋭い視点から問題提起を行っています。

共著・論文

早房氏は、単著だけでなく、共著や論文も発表しています。

* 『「霞が関」がはばむ日本の改革 "豊かなくらし"行革案はどのようにして骨抜きにされたか』(並河信乃共著, ダイヤモンド社, 1993)

この共著では、行政改革における問題点を指摘し、より良い社会の実現を目指しています。

早房氏の活動

早房氏は、ジャーナリスト、政治経済評論家として、執筆活動だけでなく、講演会やシンポジウムなどにも積極的に参加しています。社会問題に対する深い知識と分析力に基づいた発言は、多くの人々に影響を与えています。また、地球市民ジャーナリスト工房の代表として、地球規模の課題にも積極的に取り組んでおり、グローバルな視点から社会のあり方を問い続けています。


早房長治は、その長年の経験と深い知識を活かし、現代社会の様々な問題に対し、多角的な視点から考察し、提言を行う、非常に重要な人物であると言えるでしょう。

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