早瀬友浦

早瀬 友浦（はやせ ゆうほ）は、かつてテレビ大分でリポーターを務めた人物です。岡山県津山市押入にルーツを持ち、身長は156cm、血液型はA型。

彼女の趣味は語学学習と映画鑑賞であり、特技としてはスプーン曲げを挙げています。愛称である「ゆうほりん」として親しまれていました。

経歴と人物像

早瀬氏は岡山県津山市押入で育ちました。自己紹介の際には「津山市の押入地区からガラガラっと出てきました」という、自身の生まれ故郷にちなんだユーモラスなフレーズを用いることで知られています。

学歴としては、作陽高校のスーパー特進コースを経て、立命館アジア太平洋大学に進学しました。高校在学中の2年生時には、1年間オーストラリアへ交換留学を経験。大学在学中には、語学力向上を目指し、韓国とフィリピンで日本語教師としてそれぞれ1年間滞在するという国際色豊かな経験を積んでいます。特にフィリピン滞在中には、強盗事件に遭遇し、至近距離から3発もの銃弾を浴びるという衝撃的な出来事を経験しましたが、奇跡的に無傷でした。さらに、アメリカのイリノイ大学では日本文化教室のアシスタントを務めるなど、多岐にわたる海外経験を持ちます。これらの経験を通じて、母語である日本語に加え、英語、韓国語、ベトナム語の計4か国語を操る語学力を身につけており、TOEICの得点は800点以上を記録しています。

大学卒業後、当初は中国・上海での就職を予定していましたが、2012年に西日本放送の深夜番組『Doki』のリポーター採用試験に合格したことでキャリアの方向転換をしました。この採用試験は番組内で行われるというユニークな形式で、初回の自己紹介では、前述の押入ネタとフィリピンでの銃撃事件という強烈なエピソードを披露し、試験官役のアナウンサーを大いに驚かせたと言われています。約1年間『Doki』のリポーターとして活動し、10名ほどいたリポーターの中で唯一、自身のコーナーを持つなど存在感を示しました。番組では温泉リポートや、番組初となる海外ロケ（韓国）などを担当。特に韓国ロケにおいては、自らロケ地の選定や段取りを行うなど、企画段階から深く携わっています。

『Doki』を卒業するのとほぼ同時期に、立命館大学の大学院入学試験に合格しましたが、時を同じくしてテレビ大分の情報番組『ハロー大分』への出演が決定しました。これにより、大学院への進学は断念することとなりました。『ハロー大分』に初めて出演した際にも、自己紹介で出身地の押入にまつわるエピソードを披露しています。

人物像としては、ユニークな一面としてファッションへのこだわりが挙げられます。普段の私服はファッションセンターしまむらのアイテムがほとんどであり、1着につき2000円までという独自の価格制限を設けて全身をコーディネートしていることが知られています。

主な出演番組

Doki（西日本放送テレビ、2012年度）
ハロー大分（テレビ大分、2013年4月〜2015年3月）
ゆ〜わくワイド&ニュース（テレビ大分）

掲載雑誌

フリーペーパー「岡山美少女図鑑」（2009年10月）
* 「JAKEN」（2012年8月）

早瀬友浦氏は、その多才な語学力と国際的な経験、そして親しみやすいキャラクターで、地方メディアにおいて異色の存在感を放ちました。特に、故郷にちなんだユーモラスな自己紹介や、波乱万丈とも言える海外での出来事などが、視聴者に強い印象を与えたと言えるでしょう。

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