旭堂南鷹

旭堂南鷹（きょくどう なんおう）

旭堂南鷹は、大阪府出身の講談師であり、本名は吉松洋一郎。

略歴

講談との出会いは高校時代。初めて講談を生で観たこと、そしてマイケル・ジャクソンの自伝で「最も優れたエンターテインメントはストーリーテラーである」という言葉に触れたことがきっかけで、講談の世界に憧れを抱く。

1991年、講談師である3代目旭堂小南陵に師事し、「旭堂南太平洋」としてデビュー。早くから独自の才能を発揮し、自らが造詣を深める競馬に関する講談「競馬講釈」を展開。日本の名馬たちを題材にした講談は、多くの競馬ファンを魅了した。

1996年からは「南太平洋の競馬講釈会」と題し、GIレース開催時期に合わせて競馬講釈とレースの展望会を開催。競馬ファンにとってはたまらないイベントとして定着した。また、競馬関連イベントの司会進行役も務めるなど、その活動は多岐にわたる。

2005年3月まで、NHK教育テレビ（現・Eテレ）の番組『ストレッチマン』に出演。子供たちにも親しまれる存在となった。

2005年9月、「太平洋フェスティバル」において師匠である小南陵から独立し、芸名を「太平洋」に改名。同年10月からはKBS京都テレビの『競馬中継』→『KEIBAワンダーランド』で、毎週日曜日の放送回に、しましまんずの池山心と交代でメインキャスターを務め、番組終了となる2010年12月までその役割を担った。

2014年1月、旭堂南左衛門（3代目旭堂南陵の弟子、4代目旭堂南陵の弟弟子）一門に入門し、芸名を現在の「旭堂南鷹」に改めた。

外部リンク

南鷹の殿強襲！（公式ブログ）
旭堂南鷹@nanoh (@koudanshinanoh) - X（旧Twitter）

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