明日使える心理学!テッパンノート

明日使える心理学!テッパンノート

『明日使える心理学!テッパンノート』は、2008年4月から9月までの期間、TBS系列で放送された心理学を題材にしたバラエティ番組です。本番組は、毎日放送（MBS）とイーストの共同製作により、毎週水曜日の22:00から22:54まで放送されていました。略称「テッパン」は、「確実な」ことを意味する俗語で、番組の内容が本物であることを示す言葉でもあります。ハイビジョン制作で字幕放送も行われていたのが特徴です。

番組のコンセプト

この番組では、国内外の多様な事象を心理学の観点から分析し、視聴者に楽しみながら知識を提供することが狙いでした。人間の心の問題とそれにまつわる事象を深掘りし、視聴者が興味を持てるようなストーリー展開がされています。コメディ要素と知識を組み合わせ、その独自のスタイルで多くのファンを魅了しました。

出演者

番組の司会には島田紳助とNEWSの小山慶一郎が名を連ねています。島田は前番組からの続投で、小山は新たに参加しました。特に2008年5月21日放送分では、京都出身の安田美沙子が特別に司会を務める場面もありました。番組には他にも、心理学や脳機能の専門家であるMr.マリックや苫米地英人が出演し、高度な知識が提供されました。

ナレーションは杉本るみと三村ロンドの二人が担当し、番組に彩りを添えています。さらに、準レギュラーとして庄司智春（品川庄司）も参加しており、視聴者を楽しませる要素が盛り込まれました。

制作スタッフ

本番組は多くのスタッフの協力によって成り立っています。構成には安達元一、西田哲也、水野しげゆき、北本かつらが名を連ね、リサーチチームはスペースエムワイと山本晃史によって支えられました。また、映像制作や美術デザインにはそれぞれ専門のスタッフが従事し、視覚的にも楽しめる内容が作り出されています。

技術面でも、ニユーテレスやプログレッソなどの企業が協力しており、放送技術の安定性や美術面でのクオリティが保障されています。収録スタジオはレモンスタジオで、ロケ技術協力も複数の企業が行っていました。

番組の影響

『明日使える心理学!テッパンノート』は、終了後も日本のバラエティ番組の中で影響を与え続けました。放送終了後はMBS、イースト制作のレギュラー番組は一時的に途切れるものの、2012年の『日10☆演芸パレード』がスタートしたことで、このスタイルの番組が再始動することとなります。会話や知識を楽しむことを相互作用させたこの番組は、心理学の魅力を多くの人々に伝えた画期的な試みでした。

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