明知大学校

明知大学校 (Myongji University)

明知大学校は、大韓民国の私立大学で、京畿道の龍仁市処仁区とソウル特別市の西大門区にキャンパスを構えています。1956年に設立され、教育内容を充実させてきたこの大学は、学校法人明知学園によって運営されています。キャンパスは二元化されており、人文キャンパスはソウルに、自然キャンパスは龍仁に位置しています。

概要

2019年にはQS世界大学ランキングにて、アジア351位から400位、2020年には401位から450位にランクインしました。2019年時点で、学部生は19,608名、大学院生は2,881名、教職員は897名でした。また、韓国政府の大学基本力量診断評価において2020年には「自律改善大学」に認定されています。大学のモットーは「愛、真理、奉仕」で、象徴として白馬が用いられています。

明知大学校は、これまでに約15万人の卒業生を輩出しており、彼らは政治、経済、学術、芸術、スポーツなど多岐にわたる分野で活躍しています。特に芸術体育大学が有名で、サッカー選手の朴智星や俳優のパク・ボゴムなど、著名な同窓生を多く輩出しています。

歴史

明知大学の歴史は、1948年に設立されたソウル高等家政学校に遡ります。以降、学校は数回の改編を経て、1983年に「明知大学校」として総合大学へと昇格しました。その後、大学は人文系と理工系とに分かれてキャンパスを展開していきました。

1980年代には民主化運動の中心地としても知られ、特に1991年に起きた姜慶大氏の事件は韓国社会に大きな影響を与えました。近年、大学はさらなる施設の充実を図り、ゆとりある教育環境を提供しています。

学部と学科

人文大学

文学部は、文芸創作、国語国文学、中国語文学、英語文学、歴史など多様な科目を提供しています。

社会科学大学

経済、政治外交、児童学など、社会について学ぶための各種専門学科があります。

技術系学部

工科大学では、電気・電子工学、化学工学、情報工学などの高度な分野を学ぶことができます。

芸術体育大学

デザイン、音楽、映像制作などを学べる学部で、クリエイティブな才能を育成します。

建築大学

建築学部は、所定の国際基準をクリアしており、質の高い建築教育が行われています。

明知大学校は、その優れた教育品質と多様な学科構成により、次世代を担う人材を育成し続けています。また、国内外の大学との交流も盛んで、学生に多くの選択肢を提供しています。大学内には先進的な研究施設や図書館が完備され、学生が専門性を高められる環境が整っています。

明知大学校は、これからも教育界でのリーダーシップを発揮しながら、社会に貢献する人材を輩出することを目指しています。

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