星原美沙緒

星原 美沙緒

星原美沙緒（ほしはら みさお）は、日本の宝塚歌劇団出身の男役であり、特に重厚な演技で知られています。彼女の愛称は「ホシ」で、京都府京都市左京区出身です。身長は166cmで、西山高等学校を卒業しました。

来歴

1970年に宝塚音楽学校への入学を果たし、1972年には58期生として宝塚歌劇団に入団しました。入団当初の成績は10番で、初舞台は雪組の公演「かぐら／ザ・フラワー」となりました。その後、1973年には月組に配属され、以降、彼女は多くの舞台に出演しながらその名を広めました。

星原は1979年に現在の芸名に改名し、1988年には専科に異動しました。その後、1996年には花組に異動し、組長に就任するまでキャリアを積み重ねました。1997年には再度専科に戻ります。彼女は悪役から将軍役、大臣、父親役など幅広い役柄をこなし、その実力をいかんなく発揮しました。

星原は2011年1月30日に、宙組の公演「誰がために鐘は鳴る」の東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団しました。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

彼女の宝塚歌劇団での主な舞台出演作は以下の通りです。

初舞台

• - 1972年3-4月: 雪組『かぐら』『ザ・フラワー』(宝塚大劇場のみ)

月組時代

• - 1974年1月: 『白い朝』新人公演
• - 1976年8月: 『ベルサイユのばら II』ブイエ将軍
• - 1977年3月: 『風と共に去りぬ』新人公演

花組時代

• - 1996年6月: 『ハウ・トゥー・サクシード -努力しないで出世する方法-』ビグリー社長
• - 1997年10月: 『ブルー・スワン』

専科時代

• - 2001年8月: 『ベルサイユのばら2001 -オスカルとアンドレ編-』ジャルジェ将軍
• - 2003年5月: 『雨に唄えば』R・F・シンプソン
• - 2005年9月: 『龍星』烏延将軍

宝塚歌劇団退団後の活動

宝塚を離れた後も、星原は多くの舞台で活躍をしています。彼女のキャリアは演技者として多方面にわたり、多くのファンを魅了し続けています。特に彼女の男役としての鮮烈な印象は、今も多くの人々の記憶に残っています。星原美沙緒は、数々の舞台で素晴らしいパフォーマンスを発揮し、観客の心を掴んでいます。

もう一度検索