星州郡

星州郡（ソンジュぐん）

星州郡は、大韓民国慶尚北道に位置する郡です。郡の歴史は、1906年の甑山面が金泉郡へ編入されたことに始まり、その後、郡面併合を経て現在の形に至っています。

歴史

1906年：甑山面が金泉郡に編入されました。
1914年4月1日：郡面併合により、新谷面が金泉郡に編入され、金泉郡甑山面の一部が星州郡金水面に編入されました。この時、星州郡には以下の12面が成立しました。
星州面
船南面
龍頭面
聖岩面
志士面
青坡面
伽泉面
金水面
大家面
碧珍面
草田面
月恒面
1934年2月1日：行政区画の再編が行われ、以下の変更がありました。
志士面と青坡面が合併し、修倫面が発足。
龍頭面と聖岩面が合併し、龍岩面が発足。
これにより、星州郡は10面となりました。
1973年7月1日：大家面中山洞が伽泉面に編入され、1邑9面となりました。
1979年5月1日：星州面が星州邑に昇格し、1邑9面となりました。
1983年2月15日：行政区域の調整が行われました。
船南面老石洞が漆谷郡若木面に編入。
龍岩面柳西洞が船南面に編入。
高霊郡徳谷面聖洞が修倫面に編入。
星州郡は引き続き1邑9面体制を維持しました。
1989年1月1日：
龍岩面の一部（壮学洞・明浦洞）が船南面に編入。
月恒面漁山里が草田面に編入されました。
2017年：在韓米軍によりTHAAD（高高度防衛ミサイル）の配備が開始されました。この際、特産品であるマクワウリが電磁波で汚染されているというデマが広まりました。
2024年8月1日：金水面が金水江山面に改称されました。

行政

現在の星州郡は、1邑9面から構成されています。具体的な行政区域は以下の通りです。

星州邑
船南面
修倫面
伽泉面
龍岩面
金水江山面
大家面
碧珍面
草田面
月恒面

警察

郡内の治安は、星州警察署が担当しています。

消防

火災や災害への対応は、星州消防署が行っています。

交通

高速道路：中部内陸高速道路が郡内を通過しており、南星州インターチェンジと星州インターチェンジが利用可能です。

脚注

星州郡に関する補足情報として、以下のような事項が挙げられます。

THAADミサイル：2017年に在韓米軍によって配備が開始された高高度防衛ミサイルシステム。
マクワウリ：星州郡は韓国でのマクワウリの最大産地として知られています。しかし、THAAD配備の影響で電磁波汚染のデマが広まりました。
烏山空軍基地：2017年3月、THAAD装備の一部が先行して搬入された場所です。
100日の郎君様：韓国の時代劇ドラマで、星州郡も舞台の一つとなりました。

外部リンク

星州郡公式HP

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